【初中級】オンライン英会話で伸びる文法講座②【品詞と文の要素】

こんにちは!English24(イングリッシュ24)です。

オンライン英会話での学習で会話力を伸ばしたい方、表現力をアップして中級者を目指したい方はこの記事を読んでください

初中級向け文法講座の第2回は品詞について解説します。品詞が理解できれば、この先の英文法がかなり分かりやすくなりますので、ぜひ一度ここで整理しておきましょう。初心者向けには省いてきた説明なども初中級者向けに解説していますので、ぜひ確認してみてください。

💡この記事で分かること

・品詞の8つの種類と文の要素に対しての役割
・初中級者が理解しておくべき5つの品詞の解説と注意点

この記事を書いている筆者は、フィリピン在住5年、語学学校勤務3年の英会話講師兼アドバイザーです。数百人の留学生やオンライン英会話の受講生の指導をさせていただきながら、彼らと向き合ってきた中で得た知識と経験を元に、最新の科学論文に基づいた根拠を交えてお伝えします。

 

【学習目的】品詞とは何か?文の要素との違い

英語の単語には品詞という区別があります。品詞とは、単語の種類のことになります。品詞が何種類あるかの分け方も色々ありますが、ここでは8種類として解説します。

 

・名詞/Noun
・代名詞/Pronoun
・動詞/Verb
・形容詞(冠詞)/Adjective(Article)
・副詞/Adverb
・前置詞/Preposition
・接続詞/Conjunction
・間投詞/Interjection

 

品詞による単語の種類分けを知り、どの品詞がどの文の要素になれるかを理解することで、文章の語順や骨格の見分けが明確につくようになります。ちなみに文の要素というのは以下の4つになります。

 

・Subject(主語)
・Verb(述語)
・Object(目的語)
・Complement(補語)

 

文の要素については【初心者向け】オンライン英会話で伸びる文法講座【①基本文型】で一番はじめに解説していますので参考にしてください。

 

 

例えば名詞はS主語やO目的語やC補語になることができますが、V述語になることはできません。V述語になれるのは動詞だけです。形容詞もC補語になることができますが、副詞は補語になることはできません。

初心者の方が英文法を学習する時、はじめは動詞を中心に学習します。その前段階のいわゆるゼロレベルの方(本当に初めて英語にふれる小学生などを含む)は、名詞を中心とした単語学習をします。

はじめのうちは品詞という種類分けはほとんど意識せずに、とりあえず単語の意味を覚えていく人が多いです。その後、初心者の英文法では文章の骨格となる文型を学ぶために動詞にフォーカスします。初中級からは表現力アップへ向けて物事のディテールを表すために、ここまであまり触れてこなかった形容詞や副詞について学習していきます。

どれが形容詞でどれが副詞か、形容詞は名詞を修飾しているのか補語として文の要素になっているのか、といったことが分かれば、これ以降の英文法はかなり楽に理解できるようになります。

 

初中級者の学習のポイント①

品詞には8つの種類があり、品詞ごとにどの文の要素になることができるかが決まる。品詞が分かれば、文の要素が分かりやすく、文章の骨格が明確になる。

 

どの品詞がどの文の要素になれるのか?

品詞によってその単語がどの文の要素になれるのかが決まります。各品詞ごとにどの文の要素になれるかは以下の通りです。

 

・名詞・代名詞:S主語、O目的語、C補語になれる
・動詞:V述語になれる
・形容詞:Cになれる

 

このように、ほとんどの文の要素は名詞・代名詞と動詞で構成されていて、形容詞がC補語になれることを除けば、名詞と動詞だけで文の要素を満たす骨格を作ることができます。一方で形容詞や副詞を学習していけば、修飾語が多彩になって表現力をアップすることができます

初中級では単語だけでなく不定詞や動名詞といったものが登場し、それぞれが名詞と同じ働きをしたり形容詞と同じ働きをしたりします。中級以降では句や節といったものも名詞と同じようにS主語になれる、といったような説明が続いていきますので、まずはここで入り口としてどの品詞がどういう役割なのかを確認していきましょう。

 

初中級者の学習のポイント②

ほとんどの分の要素は名詞・代名詞と動詞で構成され、形容詞がC補語になれることを除けば、この3つで文章の骨格を作ることができる。形容詞や副詞は主に修飾語として物事の詳細を追加説明し、表現力をアップさせることができる。

 

品詞の種類と役割

品詞は単語を暗記する時にセットで覚えてしまうのが良いです。ただ初めは意識して覚えるようにしていっても全部を覚えるのは大変ですが、やっていくうちに確認しなくても品詞の察しがつくようになってきますので安心してください。

また全部の品詞をいちいち気にして細かく覚える必要もありません。初中級で理解しておくべき品詞は以下の5つです。

 

・名詞/Noun
・代名詞/Pronoun
・動詞/Verb
・形容詞(冠詞)/Adjective(Article)
・副詞/Adverb

 

それぞれについて説明していきますが、この中でも分かりにくいのは形容詞と副詞で、あとの名詞・代名詞・動詞は、ここまで学習した文法事項が理解できていれば意外と簡単に理解できます。それでは解説していきます。

 

初中級者の学習のポイント③

初中級者が知っておくべき品詞は、名詞/Noun、代名詞/Pronoun、動詞/Verb、形容詞(冠詞)/AdjectiveArticle)、副詞/Adverb5つ。

 

名詞/Noun

名詞に分類される単語は何かの名前の単語です

 

Apple/Orange/Mango
Pen /Pencil/Eraser
Dog/Cat/Horse

 

このように、果物や筆記用具や動物など、ジャンルを問わず何かの名称を表す単語は名詞に分類されます。「名」とついている通りで名前のことなので、比較的理解しやすいでしょう。

ただし、同じ単語で名詞や動詞など2種類の品詞があったり、名詞が形容詞的に働くことがありますので注意してください。このあたりは最初は暗記ですが、数多く文章に触れていくうちに、直感的に理解できるようになっていきます。

 

名詞:I have work today./私は今日仕事があります。
動詞:I will work tomorrow./私は明日仕事をするつもりです。

 

このように、1つ目ではworkという単語が名詞としてhaveの目的語になっていますが、2つ目ではworkが動詞として仕事をする、という意味になっています。

 

名詞:I have a book./私はを持っています。
動詞:I book my lesson./私はレッスンを予約します

 

名詞のbookで本という意味もあれば、動詞のbookで予約するという意味にもなります。

 

・Tomato source/トマトソース
・Time schedule/時間割
・Gas station/ガソリンスタンド

 

このように2つ以上の名詞が連続している時、前の名詞が後ろの名詞を修飾する形容詞の働きとなることがあります。

名詞に分類される単語の理解そのものは簡単なので、あとはこのようなイレギュラーなパターンを文章の中で理解するようにしていきましょう。初中級ではこの後、不定詞や動名詞といった動詞を名詞化したものが出てきて、中級以降では名詞句や名詞節などの概念、可算名詞や不可算名詞といった概念も登場します。

ここでは、まずはシンプルに何かの名前の単語は名詞、と覚えて下さい。

 

初中級者の学習のポイント④

名詞は何かの名前の単語である。名詞と動詞など複数の品詞で複数の意味がある単語や、文章の中で名詞が形容詞の働きをすることがある。

 

代名詞/Pronoun

代名詞は文字通り、名詞の代わりに置き換えた単語になります

 

Do you have a pen?/ペンを持っていますか?
Can I borrow it?/それを貸してもらえませんか?

 

このitが代名詞です。会話中にペンという名詞が登場し、繰り返しペンと言う代わりにそれという代名詞に置き換えています。代名詞には以下のようなものが含まれます。

 

I, You, He , She, This, That, it, These, Those, They

 

代名詞はかなり分かりやすいので、こういう種類のものだと理解できればオッケーです。

 

初中級者の学習のポイント⑤

代名詞は、会話や文章で一度出てきた名詞などを繰り返し呼ばず、置き換える働きをしている単語。

 

動詞/Verb

動詞は動作を表す単語です

 

Go, Come, Eat, Swim, Talk

 

初心者の方でも知っている動作を表す単語を挙げてみるとかなり出てくるはずです。動詞は真っ先に覚えて、そこから時制などの変形をマスターしていくので、かなり慣れ親しんだ単語ばかりで分かりやすいでしょう。

単純に動作を表すだけでなく、Be動詞のように状態を表す単語も動詞になります

 

Be, Like, Have, Know, Want

 

このように好き(という状態)、持っている(という状態)、知っている(という状態)などが動詞に分類されます。

動作を表す動詞とは動作動詞、状態を表す動詞は状態動詞としてさらに細かく種類分けがされますが、これについてはざっくりした理解で大丈夫です。大きな違いとしては、初心者段階の英文法で学習する現在進行形は動作動詞だけが作ることができ、状態動詞は進行形にすることができません。状態動詞を現在進行形にするのはかなり違和感があるので、一度理解できていれば問題ありません。

動詞全体の注意点は名詞と同じで、同じ単語が名詞にも動詞にもなるパターンなど他の品詞になって使われるものがあり、また時制などの変形パターン、動詞の名詞化・形容詞化などがあることです。

 

動詞:I like apples./私はりんごが好きです。
前置詞:You can sing a song like a musician./あなたはミュージシャンのように歌を歌えます。

 

これは初心者あるある的な例文かと思いますが、likeは基本的に好きという動詞ですが、〜のようにという意味の前置詞になることがあります。語順に注意して、明らかに動詞ではない場所にlikeが出てきたら違う意味だと分かるように品詞の理解を進めていきましょう。

DoやHaveは助動詞として色々な文章に出てくるので、特にHaveが持っているという意味の動詞だと決めつけてしまうと混乱の元です【初心者向け】オンライン英会話で伸びる文法講座【⑥現在完了形】で、助動詞のHaveが登場する現在完了形の解説をしています。以降⑦⑧が助動詞の解説になっていますので、ここが分かっていない方はいったん初心者向けの英文法に戻って確認してください。

 

 

初中級では動詞が名詞化した動名詞が登場したり、中級以降では能動態や受動態の変化などが出てきます。ここではまず、動作を表す単語が動作動詞、状態を表す単語が状態動詞として、どちらも品詞は動詞になる、ということをしっかり覚えておきましょう。

 

初中級者の学習のポイント⑥

動詞は動作を表す単語が動作動詞、状態を表す単語が状態動詞と呼ばれ、どちらも品詞は動詞に区別される。動詞も名詞と同じく別の品詞になって意味が変わる単語があるので、語順に注意して文の要素を確認しよう。

 

形容詞(冠詞)/Adjective(Article)

形容詞は名詞を修飾する働きをする単語です。形容詞は補語になって文の要素を構成しますが主語や述語にはならないので、初心者向けの英文法ではあまり深く触れていません。

初中級からは形容詞やこの次に解説する副詞で表現力も高めていきたいので、文章の骨格だけでなく、修飾語として名詞をより細かく追加説明する形容詞が大事になってきます。

 

beautiful flower/キレイな(美しい)
red pen/赤いペン
big tree/大きな

 

このように名詞を修飾して追加説明を加えていくのが形容詞です。また、名詞の説明で触れたように名詞自体が形容詞の働きをしたり、動詞が形容詞化したりすることがあります。いずれにしても形容詞の働きは名詞を修飾することで、動詞や形容詞など他のものを修飾するのは副詞です。そして形容詞は、補語として文の要素になることがあります。

 

補語:I am happy./私は幸せです。
名詞の形容詞化:That is dog food./あれはドッグフード(犬の餌)です。
動詞の形容詞化:This is broken window./これは壊れた窓です。

 

SVCのC補語になる形容詞は、初心者段階ですでに理解し使ってきています。名詞の形容詞化は名詞の項目で解説していますが、前の名詞が後ろの名詞を説明する形容詞になっています。動詞が形容詞の働きをするものは分詞と呼ばれ、現在分詞と過去分詞があります。分詞については中級以降で解説します。

ここでは形容詞の基本的な理解として、まず文章の骨格であるSVCのC補語になる働きと、名詞を修飾する形容詞の働きを覚えてください。

最後に冠詞/Articleについてですが、これは形容詞の1種です。また所有を表す単語も形容詞になりますので、まとめておきます。

 

・I have a pen./私はペンを1本持っています。
・I like the car./私はその車が好きです。
・This is my bag./これは私の犬です。

 

このa, theが冠詞/Articleと呼ばれる形容詞で、後ろに続く名詞についての説明語句となり、my, your, his, herなどの所有を表す言葉も同じく、後ろに続く名詞を修飾する形容詞ですので、これらの品詞も理解しておきましょう。

 

初中級者の学習のポイント⑦

名詞を修飾する働きをする単語が形容詞で、形容詞はSVCC補語になることもできる。atheなどの冠詞も形容詞の1種であり、myyourなどの所有を表す言葉も、後に続く名詞を修飾する形容詞である。

 

副詞/Adverb

副詞は名詞ではないもの、動詞や形容詞や副詞を修飾する、あるいは文章全体の追加説明をする単語です。形容詞が名詞を修飾するものと分かっていれば、どれが名詞かが分かれば形容詞は簡単に理解できますし、名詞自体も簡単です。

副詞は修飾語の中で、形容詞ではないものだとという理解でいったん問題ありません。初心者段階ですでに頻繁に使っている単語の中に副詞はたくさん含まれています。

 

・I am very happy./私はとても幸せです。
・I walk slowly./私はゆっくり歩きます。
・I work hard./私は一生懸命働きます。

 

veryはとてもという意味で、色々な形容詞を強調するために頻繁に使う副詞です。slowlyのように〜lyという語尾の単語は大体副詞で、この例文ではゆっくり歩く、という意味で歩くという動詞を説明している副詞です。

注意してほしいのは3つ目の例文で、hardは形容詞と副詞の両方の可能性があり、ここでは働くという動詞を修飾し、とても熱心に働くという意味になるので副詞になります。hardのように形容詞と副詞の両方になる単語などは混乱しやすいですが、名詞を修飾しているかどうかだけ分かれば、それが形容詞なのか副詞なのかは簡単に分かります。

 

・I had very hard work./私はとても大変な仕事をしていました。
・I worked very hard./私はとても熱心に働いていました。

 

この例文では、1つ目はhaveが動詞で過去形になっていて、workはhaveの目的語の名詞となり、名詞のworkを修飾しているhardは形容詞です。2つ目ではworkが動詞で過去形になっていて、hardは動詞のworkを修飾する副詞です。ちなみにveryはhardを修飾していて、このように副詞は副詞を修飾することもできます。

この他に、時間や場所などの情報は文章全体に関わる追加説明をする副詞です。

 

・I went to school yesterday with my friend./私は昨日、友達と一緒に学校へ行った。

 

この例文はI wentだけでも完結できるSVの文章ですが、to schoolという場所情報、yesterdayという時間情報、with my friendという人情報などが追加されていて文章が長くなっています。これら文章の骨格とは関係のない追加説明は全て副詞です。

to schoolやwith my friendのように2語以上で構成されているのは句という概念ですが、句や節の概念については中級以降で解説します。

品詞に関する注意点として、yesterdayには昨日という名詞の働きもあります。名詞が形容詞になるケースがあることはすでに解説しましたが、このように副詞になることもあります。あくまでも語順を意識して文章の骨格を理解することで、文の要素になっているものと修飾語になっているものは区別して理解することができます。

ここではまず、形容詞が名詞を修飾することを前提に、副詞は名詞ではないもの、動詞や形容詞や副詞、あるいは文章全体の追加説明などをする、と理解しておきましょう。

 

初中級者の学習のポイント⑧

名詞ではないもの、動詞・形容詞・副詞や文章全体の追加説明をしている単語は副詞である。名詞や形容詞と副詞の両方の使い方がある単語もあるので注意。理解としてはあくまでまず文の要素を見抜いて、文の要素ではない他の修飾語の中で名詞ではないものについての追加説明をしている単語が副詞である。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

品詞について詳しくなると、英文法の理解が進んで語順感覚も磨かれ、色々な文章が自由自在に作れるようになるための入り口になっていきます。説明に使われる用語がいかにも英文法の勉強になるので嫌われがちですが、ぜひ一度理解してしまうことをオススメします。

それではまとめます。

 

8種類の品詞

・名詞/Noun
・代名詞/Pronoun
・動詞/Verb
・形容詞(冠詞)/Adjective(Article)
・副詞/Adverb
・前置詞/Preposition
・接続詞/Conjunction
・間投詞/Interjection

 

それぞれの品詞がなれる文の要素

・名詞・代名詞:S主語、O目的語、C補語になれる
・動詞:V述語になれる
・形容詞:Cになれる

 

初中級者の学習のポイント

①品詞には8つの種類があり、品詞ごとにどの文の要素になることができるかが決まる。品詞が分かれば、文の要素が分かりやすく、文章の骨格が明確になる。

②ほとんどの分の要素は名詞・代名詞と動詞で構成され、形容詞がC補語になれることを除けば、この3つで文章の骨格を作ることができる。形容詞や副詞は主に修飾語として物事の詳細を追加説明し、表現力をアップさせることができる。

③初中級者が知っておくべき品詞は、名詞/Noun、代名詞/Pronoun、動詞/Verb、形容詞(冠詞)/Adjective(Article)、副詞/Adverbの5つ。

④名詞は何かの名前の単語である。名詞と動詞など複数の品詞で複数の意味がある単語や、文章の中で名詞が形容詞の働きをすることがある。

⑤代名詞は、会話や文章で一度出てきた名詞などを繰り返し呼ばず、置き換える働きをしている単語。

⑥動詞は動作を表す単語が動作動詞、状態を表す単語が状態動詞と呼ばれ、どちらも品詞は動詞に区別される。動詞も名詞と同じく別の品詞になって意味が変わる単語があるので、語順に注意して文の要素を確認しよう。

⑦名詞を修飾する働きをする単語が形容詞で、形容詞はSVCのC補語になることもできる。aやtheなどの冠詞も形容詞の1種であり、myやyourなどの所有を表す言葉も、後に続く名詞を修飾する形容詞である。

⑧名詞ではないもの、動詞・形容詞・副詞や文章全体の追加説明をしている単語は副詞である。名詞や形容詞と副詞の両方の使い方がある単語もあるので注意。理解としてはあくまでまず文の要素を見抜いて、文の要素ではない他の修飾語の中で名詞ではないものについての追加説明をしている単語が副詞である。

文法は理解できたら、オンライン英会話で実際にアウトプットして練習し使えるようにしていきましょう。

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