こんにちは!English24(イングリッシュ24)です。
英語学習をなるべく短期集中で行いたいという方が多いです。初心者の方は色々やることがありますが、短期集中でも十分に英語学習の成果を出すことは可能です。何か裏技のようなものがあるわけではなく、大きな長期目標を分割して、短期でもできるスモールゴールを設定することが大事です。これについて詳しく解説します。
💡この記事で分かること
・短期集中で実現可能な英語学習の項目
・短期といってもどれくらいから考えれば良いのか?
この記事を書いている筆者は、フィリピン在住5年、語学学校勤務3年の英会話講師兼アドバイザーです。数百人の留学生やオンライン英会話の受講生の指導をさせていただきながら、彼らと向き合ってきた中で得た知識と経験を元に、最新の科学論文に基づいた根拠を交えてお伝えします。
初心者でもできる!短期集中で成果を上げる英語学習の方法
まず大前提として、本当の意味での高い英語力を身につけるには、ある程度の時間を英語学習に費やさないと難しいです。ですが、どうしても短期集中で英語学習の成果を上げようと思うのであれば、方法はあります。
これは特に魔法や手品を使うというわけではなく、最初から短期集中で達成可能な目標設定にしてしまうという方法です。英語学習の全体像が分かってくると、比較的短期で、集中的に終わらせることができる内容と、できれば毎日少しずつ練習して、習慣にして身につけていったほうが良いものに分かれます。
例を挙げます。
時間がかかるもの
スピーキング練習
比較的短期で終わらせられるもの
文法
こういった感じですが、どういったポイントでこれが分かれてくるかは単純です。暗記しなければいけないものと反復練習が必要なものは時間がかかります。一方、理解できていれば大丈夫なものについては、短期集中で終わらせることができます。
発音については、自分の発音をキレイにしたい場合は反復練習が必要なので時間がかかりますが、音の発し方や口の形などを理解するのは短期集中でも可能です。
では続いて、短期とはどれくらいの時間を指すのかについて考えてみましょう。
20時間の法則と1万時間の法則
最初の20時間 — あらゆることをサクッと学ぶ方法 | ジョシュ・カウフマン | TEDxCSU
TEDトークの有名なプレゼンの1つを引用させていただきます。こちらの動画は1万時間の法則などとよく比較・考察されているかと思います。トップアスリートやある分野において一流になるには1万時間が必要と言われますが、ちょっとできるレベルのスキルであれば20時間で十分という内容です。
短期集中で英語学習の成果を上げるには、目標設定が重要です。設定した期間内に無理なく達成可能な目標であれば、それは達成できるということになります。1万時間の法則は有名ですが、これはある分野において一流と呼ばれるレベルまでスキルを高めようとした時に求められる練習時間の目安です。
これに対し20時間の法則は、いわゆる素人と呼ばれたり、英語でいえば完全なゼロレベルという人に比べれば、20時間程度の学習でも少しは人に言えるくらいのちょっとしたスキルを習得できるという考え方です。
この考え方をうまく使えば色々と短期的なチャレンジをすることが可能です。応用の1つとして、英語学習の目的がない人でも短期集中で目的を発見するアクションプランをご紹介していますので、良かったらこちらの記事もご覧ください。
この20時間の法則を上手く使うためのポイントは、英語というスキルを細かく分けることです。暗記や反復を除いて理解の項目に集中し、それをさらにスモールゴールに分割していけば、20時間で達成できそうな内容が出てきます。
この考え方は今のレベルが中級者の方でも上級者の方でも有効です。その時々のレベルに応じて、細分化した目標に狙いを定め、集中的に取り組むことでスキルのレベルアップが可能です。スモールゴールの設定は学習の効率化だけでなく、成功体験の積み重ねにもなるので自信につながりますのでとてもオススメです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
英語学習にどうしても時間がかかるのは、暗記や反復練習の部分です。これについては習慣化していくことが大事になってきますが、理解して使っていく知識については、短期集中で身につけることができます。
さらに実は、たとえスピーキングであっても、マニュアル的な限られたやり取りに絞れば習得が可能になったりもします。このあたりは、目標設定が上手い人は自然にやっていて時間を有効に活用してますので、目標の立て方を考えてみましょう。
それではまとめます。
初心者でもできる!短期集中で成果を上げる英語学習の方法
短期集中で英会話にトライされる方はぜひ、これらを参考に目標設定をしてみてください。
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