【初心者向け】英単語をイメージで覚える方法と注意点

こんにちは!あなたの今すぐをかなえるイングリッシュ24です。

英単語の暗記は、英語学習を始める初心者にとって、1つの大きな壁になります。暗記の仕方は様々な方法を発信してきましたが、まだまだ色々な工夫やバリエーションを持つことができます。

英単語を、和訳せずにイメージで覚えたい方はこの記事を読んでください。イメージで覚えるメリットや方法、注意点などを、フィリピンでの英語学習の経験を交えてお伝えします。英単語のイメージによる学習について検討しましょう。

💡この記事で分かること

・英単語をイメージで覚えるメリット
・英単語をイメージで覚える方法と注意点

この記事を書いている筆者は、フィリピン在住5年、語学学校勤務3年の英会話講師兼アドバイザーです。数百人の留学生やオンライン英会話の受講生の指導をさせていただきながら、彼らと向き合ってきた中で得た知識と経験を元に、最新の科学論文に基づいた根拠を交えてお伝えします。

 

英単語は和訳よりもイメージが大事?

結論、これは一概には言えませんが、今最も多くの人が思い描く英会話に近づくための方法としては、イメージで覚える方法もありでしょう。

これはどういうことかというと、英単語を和訳ではなくイメージで覚えることの意味が、和訳を挟まずにイメージに直接結びつくほうがスムーズに英会話ができると考えられる、ということです。

 

✖️ Apple → りんご → 赤くて丸いフルーツのイメージ
○ Apple → 赤くて丸いフルーツのイメージ

 

これがいわゆる英語脳です、という説明もしばしば見かけます。この点については、断定する材料が乏しいのでなんとも言えませんが、筆者自身、確かに英語で話している時は基本的に日本語は頭に浮かんできません。

英会話をある程度スムーズに行えるようになっていくには、最終的には日本語をなくしていくということはいずれ必要になると思われますので、この覚え方は英会話にとってはありだと言えます。

では英単語をイメージで覚えるにはどういう方法があるでしょうか?すぐに思い浮かぶのは和訳なしの教材を使うという方法ですが、他にもありまし、逆に和訳したほうがおyいケースの人もいますので、その辺りを解説していきます。

 

【英単語をイメージで学習する方法①】和訳がのっていないテキストや解説を参考にする

和訳を挟まずに、イメージと英単語を結びつけるための方法としてすぐ思い浮かぶのは、和訳がのっていないテキストを使う方法です。

これは、単純に海外の教材であれば和訳はもちろんありませんので、外国人が英語を学習する時に使う単語カードなどを使用すると、最初からイラストで覚えるようなものを使うことになります。

このような教材はフィリピンにはたくさんあります。フィリピン人の子供が学習するテキストには、特にタガログ語の説明などは基本的に載っていません。これらを使えば、自動的にイメージから単語を覚える学習になります。

ですが、このような教材は基本的に子供向けなので、大人の方には少々抵抗があるかもしれません。

動画や映画、絵本などを和訳なしの教材として使うという学習方法も、単語イメージなどがシーンごとにイメージとして残るので、悪くない方法の1つです。ただ、初心者に最適な難易度のものを探そうとするとなかなか見つからず、少し難しいものが多いです。

このように、実は一般的には流通しているもので、初心者にあったレベルで、かつ日本語訳なしで理解できる分かりやすいイメージのイラストなどを使ったテキストというのはあまりありません。

英語教材は文章がメインで、イメージを中心に作られたものが少ないのが難点です。予算があって探す労力がかけられれば、絵本などから良いものが見つかるかもしれません。

 

【英単語をイメージで学習する方法②】英単語をグーグルでイメージ検索する

これは、実は意外と簡単で効果のある方法です。ある英単語について、グーグル翻訳で意味を確認する方は多いと思いますが、イメージ検索すると、その単語のイメージが分かります。例えばAppleを検索すると次のような検索結果が出ます。

 

 

りんごの絵も出てきますが、アップル社のロゴも出てきますね。もちろん、英語の文章の中でApple〜とでてきて、アップル社のことを言っている場合もあると思いますので、そういった意味では単語帳以上に、現代の英会話に即したイメージが分かる可能性があります。

他にも試しにEffortという単語をイメージ検索してみましょう。

 

 

自転車を押して坂道を登っていたり、岩を押して坂道を登っている画像がありますね。この単語の意味を知らない方でも、何か大変なことをやるという意味なんだ、というイメージは理解できます。一般的に努力と訳されますが、英語のEffortが持つイメージを先に掴んでから和訳を確認すると、より一層理解が深まりますし、記憶にも定着しやすいです。

この方法は、パソコンで英単語をイメージ検索して、出てきた画像から受ける印象を考えてみるだけなので、非常に簡単でオススメの方法の1つになります。

 

【英単語をイメージで学習する場合の注意点】和訳しながら学習したほうが良い場合もある

いくつかのシチュエーションでは、和訳をして理解していたほうが良い場合というのもあります。それは以下のような場合です。

 

・通訳、翻訳、共有
・日本のテスト対策
・人に教える

 

これらは、英単語をイメージだけで覚えるよりも和訳をしたほうが良いです。

まず通訳などでは、英語を適切な日本語に変えないと仕事にならないので、当たり前と言えば当たり前です。

注意してほしいのは共有と書いたところで、ある程度英語ができる人が、まったく英語ができない人と一緒に海外旅行などにいくシチュエーションです。この時、英語ができる人はどんどん話して自分は理解できるのですが、一緒に行動している人が分かるように説明してあげないと、ギクシャクすることもあるでしょう。

自分だけが英語を話せればそれで良い、ということであれば問題ありません。ですが、多少なりとも、誰か英語ができない人のためにも役に立ちたい、という思いも含めて英語学習をしているのであれば、日本語で説明できるという能力も大事になってきます。

それから次の、日本のテストというのは避けることが難しい要素です。日本語訳せよ、といった問題や、英語の問題に回答する選択肢が日本語だったりなど、和訳できないと解けない問題もあるはずなので、それについては和訳することも必要になります。

最後に人に教える、ということがあります。これは、もどかしい部分で、自分の英語力を高めるには日本語訳を省いていったほうが良いのですが、ある程度できるようになると、人から教えてと頼まれたり、あるいは英語を仕事として教えるということをする人もいるかもしれません。これらの場合はもちろん和訳が必要になります。

ですが、もっと大事な全員に共通するポイントとして、そもそも記憶力などをアップさせて学習の効率をあげようと思った時には、あとで人に教えるつもりで勉強したり、実際に誰かに教えることでアウトプットするというのは、非常に有効な方法になります。なので、和訳が完全に英会話にとっての遠回りなのかどうかと言われると、ここが難しいところで、初心者向けの基本的な単語や文法については、人に説明できるくらい和訳も込みで学んだほうが実は近道という可能性もあります。

このあたりのやり方は、初心者から中級者に向かっていく過程で徐々に重要度が変わっていくと思いますので、ぜひうまく調整してください。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

英単語はイメージに結びつけて記憶した方が覚えやすいですが、人に説明できるレベルまで意識した学習も非常に強力に記憶できます。最終的には、英単語を英語で説明できるようになっていくと良いでしょう。

英単語を英語で説明する段階では、英英辞典を使うようになったり、類義語や対義語を数多く覚えて会話で使うようになっていきますので、このあたりはまた別の記事で解説していきます。

それではまとめます。

 

英単語は和訳よりもイメージが大事?

・一概には言えないが、英会話をスムーズにする上では、いずれ和訳なしの状態にするのが望ましい。

 

英単語をイメージで学習する方法と注意点

・和訳のないテキストを使う。ただし、レベルの調節や、内容への興味という点で和訳なしの初心者向けのテキスト選びは難しい。
・英単語をグーグルでイメージ検索する。意外と楽にイメージが掴める。
・他者に英会話の内容を共有したり、教えたり、また日本のテストを受ける場合などでは、和訳をしたほうが良い。

 

英単語をイメージで覚えるというのは、方法論の1つとして持っておくだけでも十分かもしれません。色々試しつつ学習を進めていきましょう。

 

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