こんにちは!English24(イングリッシュ24)です。
オンライン英会話の予習は、なるべく簡単に終わらせるのがオススメです。オンライン英会話は継続しないと成果に結びつきにくいので、まずは予習が負担にないようにし、レッスンに集中しましょう。
簡単に楽しく予習を終わらせ、さらにしっかり英語の効果も期待できる方法として、1分縛りの予習法をご紹介します。ぜひ使ってみてください。
?この記事で分かること
・オンライン英会話の予習は簡単にすべき理由、継続のための習慣化が大事
・簡単に楽しくできる、1分縛り予習法とながら予習法
この記事を書いている筆者は、フィリピン在住5年、語学学校勤務3年の英会話講師兼アドバイザーです。数百人の留学生やオンライン英会話の受講生の指導をさせていただきながら、彼らと向き合ってきた中で得た知識と経験を元に、最新の科学論文に基づいた根拠を交えてお伝えします。
オンライン英会話の予習は簡単に終わらせるべき理由
オンライン英会話において予習が必要かと言われれば、それは人によります。本来の英語学習から考えれば、予習はやるに越したことはありませんが、レッスン前に消耗してしまうような負担になるくらいなら、やらないのも1つの手です。
英語学習の優先順位
ということです。
せっかくオンライン英会話をやるのであれば、なによりもまず継続することが大事になってきます。予習というのは、最初はとても面倒に感じるものなので、オンライン英会話のレッスンそのものが習慣化される前から、無理に万全の予習をするという目標を掲げたり、しなければいけないと考えてしまうと、できなかった時にすぐに挫折します。
オンライン英会話は、実はレッスンを継続するだけでも思った以上に大変です。なので、慣れるまでは予習はいらないくらいに思っているほうが最終的に成功します。
とはいえ、オンライン英会話において少しは予習をしたほうがいい人や、まったくやらなくても大丈夫な人など、人によって違うケースに分かれてくるので、そのあたりを解説していきます。
オンライン英会話の予習が必要なケース
英語の基礎力がない人は、オンライン英会話の前に最低限の予習はした方が良いです。せめて単語の意味だけは調べておきましょう。大事なことは、やるのであれば負担にならないように、なるべく簡単に効率よく予習を終わらせることです。
ただ、オンライン英会話はスピーキングをしたい人が大半だと思いますが、スピーキングのためのテキストは最初から分かっている文章でやるのが大前提です。なので、あまりに分からない単語だらけで予習に時間がかかりすぎるようであれば、テキストを選びなおしたほうが良いです。
初心者で語彙力を強化したい人がやるべきこと
予習段階で分からない単語が多い方は、大量のインプットと少量のアウトプットというバランスを意識した学習が大事です。アウトプットはオンライン英会話のレッスンで十分なので、隙間時間などを利用して単語のインプットをしていきましょう。
初心者で文法が分からない人がやるべきこと
文法が分からない人は、少し予習をしたほうが良いです。文章の意味が分からない状態でオンライン英会話のレッスンを受けても、丸暗記する以外に方法がなくなってしまいます。
文法とは英語の語順のパターンなので、難しく考えずに中学レベルの英文法をおさらいすれば大丈夫です。なるべくインプットすると同時に、分からない文章のパターンが少ない、簡単なテキストを選んでください。
もしくはオンライン英会話で文法レッスンをリクエストするという方法もあります。文法レッスンといっても、日本の中学校でやるようなものではなく、文章を作って会話もしながら、内容を文法中心にしたレッスンです。
オンライン英会話で文法のレッスンを受講する場合は特に、それなりの予習をしたほうが良いです。文法は英語の基礎の中では一番早く終わらせられるものなので、オンライン英会話と並行して短期集中でやってしまいましょう。
オンライン英会話の予習がいらないケース
英語の基礎力がある人に関しては、オンライン英会話の前に予習を頑張りすぎなくても大丈夫です。インプットした単語と文法を、レッスンでアウトプットしていきましょう。余裕があればもちろん予習をしたほうが良いですが、すでに書いた通りまずはオンライン英会話のレッスンを習慣化できるように、予習での消耗は避けましょう。
また、テスト形式のレッスンをする人や、テキストのレベルが自分に合っている人は、あまり予習はいらなくなります。レッスン内容とテキストレベルは事前にしっかりと調整したほうが良いポイントです。詳しくみていきます。
オンライン英会話の予習がいらないレッスン内容
面接などの練習、またはその場でテーマが決まるタイプのレッスンをする場合は、基本的に予習の必要はありません。
面接練習などは、予習なしでスピーキングの問題を出してもらい、できるかどうか実力を試せる方が良いです。面接練習のレッスンと、スピーキング力を上達させるためのレッスンはしっかり分けていきましょう。
トークテーマをその場で選ぶ形式のレッスンでも、同じく基本的に予習はいりません。その場で出されたお題に対してどれくらいアウトプットできるかを試すレッスンなので、こちらも普通にスピーキングの練習をするレッスンと分けた方が良いです。
現在の英語レベルとテキストレベルについて
英語力が高い人は、ほとんど予習なしで内容が分かる文章が多いと思いますので、あとで分からなかったところを復習するだけでも問題ありません。
初心者の方の場合は、オンライン英会話のレッスンが習慣化されるまでは、少し分からない単語を調べる程度で予習を済ませるのが良いと思いますが、ゼロレベルでスタートする場合は分からない単語が多すぎるかもしれません。この場合は、テキストのレベルを下げても予習なしでは厳しい可能性もあるので、予習の負担を減らすには和訳つきのテキストを選択しましょう。
オンライン英会話の予習を簡単に終わらせる方法
オンライン英会話の予習をする時は、全部を完璧にやろうとするのではなく、最初は時間をかけずにとりあえずやってみるのが良いです。ちゃんと予習をやらなければいけない、という思い込みはオンライン英会話の失敗につながってしまいます。
どちらかといえば、いかに楽しく、いかに簡単に予習するかが大事です。筆者がオススメする方法は次の2つです。
・ながら予習法
これらについて詳しく解説していきます。
1分縛り予習法
1分縛り予習法は、予習時間を1分だけにしてしまい、習慣になってきたら徐々に増やす方法です。予習が完璧である必要性はまったくないので、このやり方でできることだけで大丈夫です。
1分以上の予習はしないと決めて、とりあえずテキストをパッと眺めてみましょう。タイマーをセットして鳴ったら終わりです。
1分しか予習をしてはいけないくらいの気持ちで、1分だけ集中して読めるところを読む、これだけでも十分にオンライン英会話の予習になります。パソコンが使える環境の人は、1分以内に分からない単語を見つけてグーグル検索し、何ワード調べられるか挑戦するようなゲームの感覚にしてもしまうとさらに良いです。
1分以内にどれだ予習できるか、という予習のゲーム化で簡単かつ楽しくやってください。
ながら予習法
ながら予習法は、テキストの内容をザッと読んで、通勤通学や家事などの時間にながら作業しつつ、レッスンで何を話すか考えておくという方法です。予習時間は1分縛りで良いので、テキストの読めたところに対してどんな会話をしようかと、ちょっとネタをしこむくらいの感覚でやってみてください。
オンライン英会話の予習は必ずしも、机に向かってしっかり、などという必要はまったくありません。隙間時間を見つけて話のネタを考えることで、十分予習になります。サッとそれなりの量の文章が読めるくらい、ある程度単語が分かる人には特にオススメです。
その他のオンライン英会話の予習法
オンライン英会話の定番の予習といえば、テキストの音読です。これは実は、1分縛りとながら予習法のどちらでも同時に行うことができます。やり方は簡単で、単に1分だけテキストの文章を読む時に、声に出して読むだけです。
これも立派な音読なので、英語の音読の効果はちゃんとあります。このやり方には本来の音読の効果に加えて、自分が1分間で何ワード読めるかを計測できる、習慣化していけばより早く読めた時に自分の成長の記録にもなる、という大きなメリットがあります。予習を楽にするためにあえて行う1分縛りの予習で、このような上乗せ効果も期待できます。
またオンライン英会話では、レッスンの最初と最後で数分の雑談をすることがよくあり、この雑談に対しても準備ができれば、予習としては言うことなしです。この手の雑談には、今日は何をしたの?というような定番の質問があり、予習として質問の答えを事前に用意するのにオススメの方法があります。それは、自己肯定感を高める日記を使った英作文の日記をつけるという方法です。英語の上達にかなり効果がありますので、詳しくはこちらの記事をぜひご覧ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
オンライン英会話の予習はもちろん大事です。ですが予習が負担になっていくと、オンライン英会話はほぼ挫折します。予習はたった1分の習慣から、楽しく簡単にするように心がけていきましょう。
それではまとめます。
オンライン英会話の予習は簡単に終わらせるべき理由
オススメの簡単に予習を終わらせる方法
オンライン英会話では、どこかで成長のために自分に負荷をかける時が必要ですが、失敗を回避することはより重要ですので、予習はできるところからやっていきましょう。
コメント
[…] 質問に関して言えば、オンライン英会話のレッスン前までに、質問を準備するための予習をするのも慣れないと難しいものです。オンライン英会話の予習についてはこちらのまとめをご覧ください。 […]