こんにちは!あなたの今すぐをかなえるイングリッシュ24です。
ほとんどの方はオンライン英会話でスピーキング力を伸ばしたいはずです。今までの英語学習におけるオンライン英会話の使い方と、コロナ前後で変化したポイントについて解説し、これからの時代にオンライン英会話をどう使っていくかを考察します。従来の英語学習の課題と、今後の日本国内おける英会話の使い方をみていきましょう。
💡この記事で分かること
・オンライン英会話でスピーキング力をつける方法
・コロナで変化する環境とオンライン英会話を使うポイント
この記事を書いている筆者は、フィリピン在住5年、語学学校勤務3年の英会話講師兼アドバイザーです。数百人の留学生やオンライン英会話の受講生の指導をさせていただきながら、彼らと向き合ってきた中で得た知識と経験を元に、最新の科学論文に基づいた根拠を交えてお伝えします。
オンライン英会話でスピーキング力をつける方法
オンライン英会話でスピーキング力をつけるには、従来はインプット重視の日本の英語教育にオンライン英会話でのスピーキング練習を足して、アウトプットの機会を作るというのが基本の流れでした。今まで英語を話したいと思っていた多くの人は、インプットを繰り返しすぎていて、アウトプットが少なすぎました。
ですが、コロナを機にインターネット上のコミュニケーションが身近になり、YoutubeやSNSなどを通じてリモートで行われることが増えるにつれ、英会話学習のスタートにオンライン英会話があり、アウトプットありきでそこに合わせてインプットしていくようなスタイルの学習者が増えていると思われます。
今までのオンライン英会話は、そもそもインターネット上で英語の情報を自分で検索し、自分の英語学習の全体計画の中にオンライン英会話を取り入れるという考え方が一般的でした。これからはオンライン英会話で英語のアウトプットから入り、不足している単語や文法などのインプットをそれに合わせて増やしていく形が一般化するかもしれません。
整理していくと、英語を話せるようにならない日本の従来の英語学習の課題は以下の3つです。
・英会話スクールなどでは高額かつ練習量が不足しがち
・間違えるのが怖い、恥ずかしいといった問題
これらの課題解決を担うものとしてオンライン英会話があります。そして、オンライン英会話が元々インターネットに強く、英語学習の総合的な計画を持っている人がその一部として利用するスタイルから、オンライン英会話を中心に、そこに合わせて自習やインプット学習を組み込む形へと変化してきています。
今後の学習効率の最適化を考えるにあたって、この3点を改めて見直し、学習計画をブラッシュアップしてスピーキング力をつけるためのポイントを解説します。
日本にいても英語を使う機会がある時代
従来の課題の1つに、日本にいてもどうせ英語を話す機会はほとんどない、という問題がありました。しかしながら、日本の少子高齢化で日本国内の内需が縮小することは避けられず、より高い生産性、または生産性の現状維持を考えても、外国に向けて何かを輸出することは必須と言えます。
これは物ではなく、情報やノウハウはもちろん、それもすでに時代遅れとなりつつあり、今は体験を世界でシェアする時代となってきています。英会話もいまや日本にいながらにして体験できる価値の1つです。
日本に住んでいても、日本からインターネットを通じて他国とやりとりすることは増えるのは明らかなので、全ての日本人にとって英語はインターネットによってより身近なものとなり、英語を使う機会も同じように日常に入り込んできます。
つまり、今の時代は日本に普通に住んでいても当たり前のように外国人と英語で話すことが大いにありうる時代と言えます。これは学者の世界から言われ始めたところがありますが、現実問題として物理的にはどう考えても日本国内では必要なかった英語が、インターネットを利用する上では世界のどこにいようが、それが例え日本国内だとしても英語ができたほうが何かにつけて有利である、ということです。
英語の勉強をするのもかつては本当に話す機会がなかったのですが、今なら外国人が一般にどのような英語のやりとりをしているのかをすぐに見れますし、SNS上などでは実際に彼らとやりとりすることも会話することもできます。
このような環境変化をコロナの影響が加速させ、インターネット上のコミュニケーションが一般化するにつれて、オンライン英会話の価値も高まりました。会話練習と実際のコミュニケーションが、やろうと思えばインターネット上で実際にできて、そこから友達のような人間関係も仕事も生まれるようになっています。
コロナ以前の認識は、日本にいたら英語を話す機会はない、というものでしたが、今は家にいて誰かと会話するのに、日本の友達でも外国人の友達でも同じインターネット上の距離感であり、なんら違いなく普通に英会話を使う機会はいくらでもあると言えます。
今の時代の英語学習の一例を考えるならば、オンライン英会話でレッスンしたらすぐに習った内容の例文を英語でツイッター上にツイートし、外国人のYoutuberの動画でシャドーイングし、TEDトークなどを聞いて勉強し、分からない単語と文法があればグーグル検索して答えが分かる。こんなイメージでしょう。もし筆者がやるとしたらこのような学習方法を実際にやります。
こんなことをしているうちに、海外旅行などは全く問題なく、海外のホテルでも観光地でも自分で英語のメールで問い合わせて、現地の人のブログやツイッターなどから情報を得て、好きに旅行してインスタグラムでまた別の人とつながる、というようなライフスタイルが考えられます。すでにやっている人もいますし、今後は増えると思われます。
ということで、今の日本では英語を使う機会がないというのは事実上あり得ず、それはただ単に英語の情報やつながりにアクセスできていないだけで、置いていかれている状況なので、キャッチアップする意味でオンライン英会話のコミュニケーションをスタートさせ、そこに合わせて単語や文法などのインプットもグーグル検索などの情報ソースから仕入れていくのが良いでしょう。
オンライン英会話サービスがさらに充実
全てのサービスに共通することと思いますが、サービスの利用者が増えると、より便利により低価格に、といった競争が発生してサービスは最適化されていきます。コロナ以降ではオンライン英会話の受講生は増加傾向にありますので、今後はさらに成熟してくると思われます。
すでに日本で英語を話す機会はいくらでもあり、インターネット上の英語の情報やコミュニケーションにアクセスしたい人にとっては、オンライン英会話は最適な練習の場となります。
英会話スクールや留学などの選択肢にもメリットはありますので一長一短ですが、特に日本人の英語学習者が抱える課題である練習量の不足については、元からオンライン英会話が最適解と言われていました。
問題はオンライン英会話をどのレベルの人がどういう使い方をすべきか、ということが言われていたのですが、前述のように利用者が増えてサービスが最適化していけば、いずれはレベル別のアドバイスや使い方もオンライン英会話に付随するようになるでしょう。
何しろ、どこにも行かずとも自宅からアクセスして、カウンセリングを受けてどのような学習方法が自分にとっていいのかという情報を気軽に得ることが可能になっていきます。最終的にはYoutube等のようにビッグデータを活用して、最適なテキストや学習方法などをAIが自動で選んでオススメしてくれるようなサービスになる可能性も十分あります。
英会話の練習量の確保については、技術の発達と共に、ゲームのような楽しい感覚でAIのオススメコンテンツでどんどんやっていくような時代が来るかもしれません。
今の段階でもオンライン英会話は手軽さと低価格では群を抜いていますので、練習量の確保にはうってつけです。
現状はレベルとインプットの面を相談できるオンライン英会話を使うか、その部分は自力で整えてアウトプットに活用していけば、スピーキング力は確実に伸びていきます。インプットが疎かになると伸び率も鈍化しますので、独学の方は特に今はその点には注意が必要です。
マンツーマンレッスンで閉じたインターネットで練習できる
コロナでオンラインでのコミュニケーション、さらにはオンライン英会話の受講も増加傾向にあり、このオンライン化の変化が、英会話における間違いが怖い、恥ずかしいといったメンタル要素にも変化をもたらすでしょう。
日本人特有の英会話の弱点と言える、間違いが怖い、恥ずかしいという問題も、オンライン英会話であれば解決できます。
そもそもオンラインでマンツーマンのレッスンの環境で、特にテストなどを強制実施するわけでもなく行われる英会話の練習は、受講生にとって間違いが怖いとか恥ずかしいなどと思う要素がほとんどありません。
小中高校などの教室環境からすれば、他人の目がかなり少なくなることで間違ったり恥ずかしかったりするのが、かなり話しやすく、安心して間違いながら練習できる環境と言えます。
そもそも全く間違わずに英会話ができるのはほんの一部の超上級者だけなので、いかに安心して間違うことができるか、というのが今後の英語学習における環境のポイントになるかもしれません。
その点で言えば、他の人がいない、オンラインでマンツーマンのレッスン環境は明らかに間違いをしやすい環境で、間違いを当たり前にできます。もちろん、単に間違っても良いと考えるだけでは成長できないのでその点は注意が必要です。
オススメは間違いないインプットと、間違いまくるアウトプット、この繰り返しです。インプットの時は正確さにこだわり、特に初心者の基礎はしっかりと身につけた上で、いざアウトプットの時は間違いを気にしないメンタルに切り替えるわけです。
これにはインプットとアウトプットの環境の切り分けが大事で、教室学習など従来の場では、やはりテストなどもあり正確さが問われるインプット環境という状態の中で、オンライン英会話は間違いながらチャレンジするアウトプットの場であるという認識に切り替わることで、間違いや恥ずかしさに対する心理的な壁も乗り越えやすくなります。
このような役割をオンライン英会話が担うようになれば、英会話のハードルはより下がり、チャレンジしやすい環境が整っていくでしょう。
現時点でオンライン英会話でスピーキング力をつけるためには、アウトプットを意識して間違いを恐れないことが重要となります。インプットはレッスンとは別にしっかりと行い、どこでは正確さを重視するように環境を切り分けて考えましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
コロナでもたらされた変化で特に、インターネット上のコミュニケーションが身近になったことから、今の日本国内には当たり前に英語を使う環境が増えつつあると言えます。そして英語を話すことから入る状況で、オンライン英会話での練習と日常での実践をうまく使っていながら、インプットとアウトプットの環境を整えていきましょう。
ではまとめます。
オンライン英会話でスピーキング力をつける方法
・ツイッターなどのSNSやYoutubeなどといったもの、今あるサービスの多くは元々外国のものばかりで、これらを通じて英語を使う機会は今の日本国内にたくさんある。オンライン英会話での練習からこれらでの実践へとつなげていく。
・現状オンライン英会話は練習量の確保に向いている。今後はさらにインプット面も総合的にサポートするようなサービスに最適化されていく可能性がある。
・オンラインでのマンツーマンレッスンという閉じたインターネット環境では、周りの目を気にする要素が少ないので、間違いが怖い、恥ずかしいという感情を克服して練習しやすい。このアウトプット環境を使っていくことで、英会話のスピーキングがよりレベルアップできる。
時代と共に、英会話が一般化され、学習方法もより便利になっていくと思いますので、今回の考察も参考にしてみてください。
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