【初心者向け】単語の類推だけで英語学習を進めることはできるのか?

こんにちは!English24(イングリッシュ24)です。

英語学習における1つのテクニックとして、分からない言葉の意味を類推する、というものがあります。この類推は果たして英会話に使えるのかどうか、またそれだけで学習を進めていけるものなのかどうかについて解説します。

類推というのも中々大変な作業となりますので、どのような使い方や考え方ができるかを考察していきましょう!

💡この記事で分かること

・類推だけで英語学習を進めることができるかどうか?
・類推は、どのようなレベルの人が、どのような時に使うことができるのか?

この記事を書いている筆者は、フィリピン在住5年、語学学校勤務3年の英会話講師兼アドバイザーです。数百人の留学生やオンライン英会話の受講生の指導をさせていただきながら、彼らと向き合ってきた中で得た知識と経験を元に、最新の科学論文に基づいた根拠を交えてお伝えします。

 

単語の類推だけで英語学習を進めることはできるのか?

結論、単語の類推だけを駆使して英会話をするというのは、かなり厳しいです。分からない単語が全体の1割くらいとかであれば、9割は分かるので類推でもいけるかもしれません。

人によっては、2〜3割は分からなくても類推できると考える人もいるでしょう。6割以上が理解できると、人はその文章や会話の内容が分かると判断するようで、実際は7〜8割でかなり英語が分かる感覚になると思いますので、2〜3割程度は類推しながら話ができることはあり得るかもしれません。

具体的な比率がいくらかはともかく、分からないことが全体に対して少なければ少ないほど類推でなんとかなる可能性が高くなります。言い換えれば半分以上分からない人が類推で意味が掴めるというこはあり得ませんので、類推だけで英語学習を進め続けるのは不可能です。

とくに英会話となると一瞬で話が流れていってしまうので、類推の効果は弱くなります。それがもしテストで、時間制限も比較的緩い場合には、分からない単語を類推でなんとかするテクニックはあると思います。

これらの点について、詳しく解説していきます。

 

英会話は単語の類推だけではできない

まずスピーキングの話ですが、これは当然ながら、単語を類推でスピーキングというのは無理があるので、分からない単語は話せずに言葉に詰まってしまうことになります。言いたい日本語のほうを簡単にすることでスピーキングはできますが、類推の力でスピーキングというのは基本的に無理ですね。

またリスニングについてもかなり難しく、リアルタイムで流れていく会話の中で類推するというのがそもそも難しいです。また類推しなければ分からない単語が多ければ多いほど理解は厳しく、分からないことが類推で解決できるというのは英会話ではまずないと言って良いでしょう。

もし半分以上分からないのに、なんと言っているか類推で大体分かるよ、という話になると、それは例えば英語でなくても中国語やロシア語でも分かることになります。でも結局そんな人はいません。類推でなんとかしている他言語話者の人などいませんので、基本的には単語を地道に覚えていく方が明らかに近道となります。

分かる部分が多ければ多いほど、分からない単語を類推できる可能性が高くなりますので、類推はどちらかと言えば上級者の助けになるでしょう。

 

類推はテスト対策のテクニックとして使える

類推をテスト対策のテクニックとして使うことは可能です。テストの時に分からない単語についてはもうどうしようもありませんし、類推するしかないのも事実ですので、前後から意味を考えるというのも1つの手です。

ただし、これも英会話の場合と同じことですが、前後が分からないのに類推はできません。なので、分からないことだらけの文章を類推することはできませんから、ほとんど分かる状態で、一部だけたまたま分からない単語がテストに出てきたような状況であれば、類推することができるでしょう。

テストで使うにしても、もしリスニングのテストなどで文字の文章が残らない場合や、リーディングであっても制限時間の厳しいテストになってくると、類推は使えなくなってしまいます

このようにテストでは類推が使えるとはいえ、使うための前提条件が色々ありますので、類推というのはそこまで信用できる方法にはなりません。

 

何となく分かるは、実は分かっていないことが多いので注意

ここまで類推について深掘りしてみると、分からないことが多いのに分かる、なんてことがありえないと分かります。何となく言っていることは分かる、という場合大抵は分かっていません。

これは、初心者の方がちょっとは分かるということを否定したいのではなく、類推についてここまで考えるとある種必然で、半分以上分からないけど何となく分かるということはありえないのです。

なので基本的には、大体分かるという言葉は7割前後は理解できている時の話であり、理解が6割以下の状態は分からないことだらけと言えます。

初心者の方に注意していただきたいのは、まず分からないことは問題ではなく、分からないことを放置してしまうと問題になります。また何が分からないかが分からないという人もいるのですが、漠然と分からないという状況も注意です。

分からないという状況を、言ってることは何となく分かる、に変換してしまうと、結局そこから先にはなかなか進んでいけません。何となく分かる時、分からない部分を明確にし、その単語や文法をインプットするというだけの単純な改善作業をすること、それが英語学習です。

類推は英会話の現場やテストの瞬間に直面した場合には使うしかないものですが、それに頼りすぎず地道なインプットで最善を尽くした方が、結果として最終的には類推もできるようになっていきます。なるべくインプットし、1つでも多くの単語を覚えている人にとって類推は有効な手段になります。初心者の方はまず、しっかりインプットしていきましょう。

補足ですが、初心者の方の英語学習においてはもちろん、スピーキングで間違いを恐れずに思い切って話すことが大事です。同時に、地道にインプットしたものは何となくで流さずにしっかり使ったほう良いので、そのためにはスピーキングよりライティングのほうがオススメです。こちらのオンライン英会話で話すためにもライティングが重要な理由で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

類推で単語の意味や文章の意味を考えるのは、かなり上級のテクニックです。なので、特に初心者の段階では、分からないことは徹底的に調べるほうが明らかに有効ですし上達します

分からない、ということが分かるのが最初の一歩です。また分からない=ダメという考え方も合わせて変えていく必要がありますので注意しましょう

それではまとめます。

 

単語の類推だけで英語学習を進めることはできるのか?

・英会話ではまずできない。分かることが多い人ほど類推できるが、分からないことが多い状況では、下手に類推するよりもまずは調べよう。
・テスト対策のテクニックとしては使える。ただし、この場合も分かることが多い方がより有効。制限時間などによっては類推が使えないこともある。
・何となく分かる、は実は分かっていない。初心者段階では特に、調べて覚えるを続けるほうが明らかに有効なので、類推に頼らないようにしよう。

 

類推というよりも自分の予測で分かった気になってしまうケースについては、特に初心者の方は十分注意しましょう。

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