こんにちは!English24(イングリッシュ24)です。
ライティングのスキルは英会話のレベルアップには非常に重要です。オンライン英会話で学習する場合は特に、ライティングの練習も合わせて行うようにしたほうが効率良く成長できます。ライティングを鍛えることで得られる重要なメリットと、オンライン英会話で役に立つ理由を解説します。
?この記事で分かること
・ライティングスキルのメリットと重要性
・オンライン英会話で話せるようになるために、ライティングも合わせて練習した方が良い3つの理由
この記事を書いている筆者は、フィリピン在住5年、語学学校勤務3年の英会話講師兼アドバイザーです。数百人の留学生やオンライン英会話の受講生の指導をさせていただきながら、彼らと向き合ってきた中で得た知識と経験を元に、最新の科学論文に基づいた根拠を交えてお伝えします。
オンライン英会話で話すために!ライティングが重要な3つの理由
オンライン英会話で英語を話せるようになりたい方は、ぜひライティングの練習をしっかりと行ってください。英会話の上達にはライティングのレベルアップが重要ですが、リーディング・ライティングなどの読み書きは極端に練習しない方が多く、中でもライティングは軽視される傾向にあります。
ですが、基本的に4技能はバランスよく学習したほうが相乗効果があり、結果的にリスニングやスピーキングも伸びます。オンライン英会話のレッスンではスピーキングをしたいという方でも、レッスンとは別のところでも良いのでライティング練習はしたほうが良いです。
どうしてそれほどライティングが重要なのか?オンライン英会話でもライティングをしたほうが良い3つの理由はこちらです。
・意識的な英文法のアウトプットができる
・ライティングは実際の使用頻度が高い
それでは、それぞれの理由について詳しく解説します。
スピーキングの予習・復習ができる
オンライン英会話のライティングのやり方は色々あります。英作文の添削や解説も1つの方法ですし、レッスンの予習・復習に使うこともできます。
まず予習に関しては、事前に自分が話したい内容を一旦文字に起こしておき、それを台本のようにしてレッスンで話すことができます。そのまま読むのではなくても、レッスン中に頭が真っ白になったり、どうしても思い浮かばない単語などがある時の備えとして持っておくこともできます。
また、事前に一度手を動かして書いておくことで、記憶にも定着しますし、記録として残すことでモチベーションアップにもなります。質問の書き出しなどもできますので、メモ代わりにもライティングができます。
アウトプットの予習を、声に出してスピーキングの形で行うこともできますが、予習のスピーキングを自分で撮影して記録を残すことは手間になりすぎて大変です。アウトプットの予習としては、ライティングのほうがお手軽に記録を残せる利便性があり、記録が残ることは継続にも有利です。
復習の場合は動画で振り返りをして、スピーキング練習をすることもできます。音の復習ももちろん大事ですが、文字に起こしてライティングで復習することも可能です。レッスンのスピーキング内容を、ライティングで復習するメリットはは記憶への定着に有効なことと、スピーディーに流れていくレッスンをライティングで復習することによって、文法などの細かい要素のチェックをすることです。
このようにライティングによる予習・復習は、オンライン英会話でのスピーキングのアウトプットの精度を高めてくれますので、非常にオススメです。
意識的な英文法のアウトプットができる
オンライン英会話のレッスン中は、間違いを恐れず、どんどん会話をしていくことがもちろん大事です。ですが、インプットしたものをアウトプットするというサイクルでやっていかないと上達はなかなか見込めません。
スピーキングでは瞬発力や流れ、リズムを意識しますので、あまり頭で考えすぎないように自動で言葉が出てくることが大事です。ですが、インプットした文法を意識的にアウトプットしないと、インプットの意味はありません。スピーキングだけで英会話のレベルアップが難しいのは、正確さ重視のアウトプットの機会が減ることです。
アウトプットの練習でありながら、しっかり文法を意識して行うことができるのが、スピーキングよりライティングが優れている点の1つです。しっかりライティングの練習をしている人の英語は、聞く方としてはとても聞き取りやすく、とてもキレイな英語を話すことができるようになります。
文法のインプットからスピーキングへダイレクトに飛んでいくのは実はハイレベルです。なぜならスピーキングは会話なので、相手がいてテンポよくやっていく練習でもあるからです。ライティングで正確なアウトプット、続いてスピーキングで速いアウトプット、というように、アウトプットの手順が2段階あることが大事です。
オンライン英会話でのスピーキングを鍛える時でも、文法のインプットをライティングでなるべく意識的に正確さ重視でアウトプットし、そこから会話としてのスピーキングにつないでいる人の方が、明らかに上達しますのでオススメです。
ライティングは実際の使用頻度が高い
オンライン英会話でライティングを学習する人は、基本的にはビジネス英語を求めている人が多いかもしれません。ですが、ライティングスキルは、普通の日常生活においても、とても重要なスキルになります。
スピーキングとライティングを比べると、ライティングの使用頻度は引けを取らず非常に高いです。いわゆるビジネス英語の場合には、メールでのやりとりや書類作成など、高いライティングスキルが必須です。ビジネス英語での必要性は、データなども出ていて明らかなのですが、いわゆる日常英会話の場合でもライティングはかなり使います。
日本での日常のやりとりを思い浮かべてみて欲しいのですが、メールと電話ではどちらを多用しますか?一般的にはメールのほうが多いはずです。ここでいうメールにはLINEなどのSNSでのやり取りも含まれますが、普通に生活していていきなり電話をかけてくるケースは、何かよほど緊急の場合か重大なことがある時以外はあまりないはずです。
もちろん英語でやり取りする場合も同じことで、ちょっとしたメッセージを送ることがかなり多く、全部電話している人はまずいません。筆者はフィリピン・セブ島に住んでいますが、仕事でもプライベートでもやはりライティングは使う頻度が高いです。
このように、そもそもライティングを使う機会は多いです。読み書きはとても大事なスキルですがあまり重要視していない方が多く、スピーキングができない人と同じくらい、ライティングができない人もかなりいます。総じてアウトプットができないと言えるでしょう。
ライティングができないと、オンライン英会話の先生とレッスンで会話ができても、一般の外国人と友達になるのは難しいかもしれません。例えば留学や、あるいは旅行でも、どこかで出会った外国人と友達としてやり取りが継続するのは、基本的にライティングありきです。何かの機会に直接会ったり電話することもあるでしょうが、大半はメッセージのやり取りになることを、ぜひ覚えておいてください。
このような現実を想定すれば、オンライン英会話におけるレッスンの中でも外でも、どこかでライティングをする機会を持っておくことが重要となります。オンライン英会話にライティングの練習も組み合わせて、バランスよくスキルアップすることをオススメします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ライティングは英会話のための練習にもなりますし、単体でも非常に重要なスキルです。ビジネス英語はもちろんのこと、日常英会話においても頻繁に使います。
独学でも日本で練習することはできますが、オンライン英会話の中で練習できるように組み込んでいけば効率よく学習を進められます。英語のライティングも忘れずに、しっかりマスターしていきましょう!
それではまとめます。
オンライン英会話で話すために!ライティングが重要な3つの理由
ライティングが英会話の上達につながっていますので、オンライン英会話のレッスンをスピーキングだけにせず、ライティングの練習もどこかに組み込んでいくと良いでしょう。格段にスピーキングのレベルが上がりますので、ぜひお試しください。
コメント
[…] 英語のライティングというと、スピーキングとは別物と考える方がいますが、ライティングを鍛えることは、英会話の上達につながるとても有効な手段です。オンライン英会話でもライティングの練習が重要な理由はたくさんありますが、詳しくはこちらの記事をぜひご覧ください。 […]
[…] 補足ですが、初心者の方の英語学習においてはもちろん、スピーキングで間違いを恐れずに思い切って話すことが大事です。同時に、地道にインプットしたものは何となくで流さずにしっかり使ったほう良いので、そのためにはスピーキングよりライティングのほうがオススメです。こちらのオンライン英会話で話すためにもライティングが重要な理由で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。 […]
[…] オンライン英会話でもライティングを学ぶ重要性について、こちらの記事で詳しく解説していますので、仕事で使う目的で英語学習をする方はぜひ読んでみてください。 […]
[…] ライティングもスピーキングと同じアウトプットであり、自己チェックが難しいものの1つになりますので、これもマンツーマンレッスンのメリット言えます。ただここでは英会話の観点でみていきますので、オンライン英会話のライティングについて詳しく知りたい方はこちらの記事を参照してください。 […]