英会話で挫折しそうな人必見!楽しいは続かない、習慣化はゴール

こんにちは!あなたの今すぐをかなえるイングリッシュ24です。

英会話をある程度続けていった時、初めの頃は楽しかったけど今はあまり楽しくない、という方がいます。この状況には色々な可能性があり、本当に楽しくなくなってつらい、苦しい、挫折しそうという方は、挫折する前にいくつか見直すべきポイントがあります。目的についての落とし穴はこちらの記事、英語で挫折しないために知るべき!良いことで挫折するモラルライセンスの罠を読んで下さい。この記事では、学習体験そのものが楽しくない場合を考えると同時に、英語を続けていくための1つのゴールである習慣についても深堀りします。楽しくないという状態を分析して、挫折しそうな状況なのか?楽しさを感じづらくなっているのか?この捉え方について解説していきます。

 

英会話で挫折しそうな人が見直すべきポイント

英会話で挫折する理由の中でトップクラスに入るのは、楽しくないという理由です。楽しいというのは感情ですが、1つの感情が永遠に続くということはありえないため、楽しさを継続するには工夫が必要になってきます。感情については継続というよりも変化が大事で、いつも同じことの繰り返しになると人間の脳というのは飽きてしまいますので、飽きないための工夫が楽しさを生み出します。

一方で、英語は習慣化によって成功するので、英語の学習習慣を持つことが大事になってきますが、本当の意味での習慣は楽しさも苦しさもどちらも感じなくなるものです。習慣について考えるときのポイントは、感情ではなく行動に注目することです。英会話で成果を上げるには行動し続ける必要がありますので、行動が定着していって習慣になるときに、感情の面では飽きる可能性も同時に存在します。まずは感情として楽しいと感じる要素の見直しと、習慣が感情に与える影響について解説します。

 

英会話が楽しいと感じるための要素

英会話を実際の学習体験や全体設計の面から見た時に、楽しいと感じられるための重要なポイントは以下の3つです。

 

・アウトプットするようになっている
・自主的な自分の学習目的がある
・日々の目標設定をクリアしている

 

これらを説明していくと、まず英語学習の目的は英語でコミュニケーションが取れるようになることです。ですから、英語はインプットだけではなく、アウトプットもしていかないと、何のために英語学習をしているのか分からなくなってしまいます。

次に、アウトプットを具体的に何に使うのか?旅行なのか、仕事なのか、テストなのか?といった個人としての自主的な目的があったほうが、そこに近づいていくという感覚から楽しさを感じることができます。もし英会話が義務になってしまっているとしたら要注意で、もちろん必要性があるということで一定の期間は英語学習を続けることも可能ですが、やらなければいけないこと、という捉え方になると楽しさを感じることは難しくなります。自分の意志ではない形で始まった時には、それでも何かしか自分に当てはまる目的を見つけておくことが重要になります。

それから、実際のトレーニングはスモールゴールに分割し、11つクリアしていくことで前進している感覚が得られ楽しくなります。このために目標設定をして、しっかりと前に進んでいけるようにすることも大事になってきます。加えて、多くの人にとってどうしても退屈に感じられるもの、例えば単語の暗記や文法の理解など、これらをやっていく時に、単調にならないための工夫が必要です。これらにおける目標設定は、スモールゴールであることはもちろん、ゲーム化するような発想も必要になってきます。徐々にレベルアップしていくように、インプット面に変化をつけられているかもチェックできると良いでしょう。次は成長という面での楽しさをみていきます。

 

成長が楽しくなるための要素

前進していっている感覚は、物事を継続する上でとても大事になってきます。トレーニングが進んでいっているのも前進ですが、消化しているだけになると無意味に感じてしまいますから、自分が成長しているかどうかも楽しさに関わる重要なポイントです。以下の3つを確認しましょう。

 

・スキルが成長しているか
・成長していることが見えるようになっているか
・成長曲線の変化を知っているか

 

まず実際にスキルとして成長しているかどうかですが、明確にする上では、基本的にテストなどの客観的な物差しで測ってみるのが一番です。大きなテストばかりでなく、小テストでもいいですし、クイズのようなものでも十分です。理解できること、覚えていること、話せること、などが少しずつ増えているかどうかは、成長しているかどうかということそのものなのでしっかり確認しましょう。

次にその成長が分かりやすく、見えるようになっているかどうかについてです。テストの結果であれば分かりやすいですが、基本的には記録を残していかないと、どう変化したのかは分かりません。記録についてはこちらの記事、英語の学習時間を記録すべき3つの理由と記録の仕方を参考にしてください。数字上のデータだけでなく、スピーキングなどのアウトプットの成長を見るには、動画などのデータも必要です。イングリッシュ24では全てのレッスンを録画して共有していますので、このような工夫をして確実にデータが残るようにしたほうが良いです。

もう1つ、成長曲線の変化について解説します。これは英会話を挫折する要因になりやすいので、成長から楽しさを感じるためにしっかり理解しておきましょう。まず、英会話における成長はいつも一定で同じ様には感じられません。英語が話せる様になった人がよく言うことですが、ずっと横ばいのように感じられていた英語力が、ある日突然とてつもなくアップした様に感じることがあります。ブレイクスルーと呼ばれるものですが、実際にあることです。科学的には、人間は全体の60%以下しか分からないことは難しく感じ、60%以上分かるようになるとできるように感じる、というのがブレイクスルーの正体です。日々退屈に感じられるような単語と文法のインプットを続けていき、なかなか成長しないと嘆く方が多いですが、努力を積み重ねて成長した結果として、自分の理解力が出会う英語の60%を超えてきた時に一気に成長した様に感じられるので、まずはそういうものだということを知っておきましょう。

成長曲線ついてはもう1つ、初心者が中級者になるにはメンタル的なつらさやストレスは大きいかもしれませんが、成長のタイミングとしては比較的早いですから、まだ成長を感じやすい方です。どちらかと言えば、中級者が上級者になるとか、上級者がネイティブレベルを目指すという方がより時間がかかります。これを踏まえた上でおさえておきたいことは、英会話の練習を続けていくと、どうしても次の成長のタイミングまでは徐々に長くなっていくということです。そうなる頃には楽しさだけでなく、習慣の力で継続することが望ましいです。

 

英会話の途中で挫折する、慣れで楽しさがなくなる快楽適応

この項では、習慣の本質について解説します。習慣というのは、良くも悪くもある行動に対して何も感情を感じなくなり、淡々と同じ行動を繰り返すようになることです。習慣化が英会話の成功のゴールとして語られるのは、どんなにつらい、面倒臭い、と思っていても、習慣であればそれを感じなくなり、何か行動をやめる原因の多くは習慣によって解決されるからです。感情やモチベーションは、もちろんなるべくコントロールしていくことが望ましいですが、浮き沈みはどうしてもありますから、習慣化に至るまでの期間をどう乗り切るかという戦略として考え、それだけで最後までいこうと思わないほうが無難です。まして、努力や根性などは一時しか続かないので、それで英語をマスターしようというのは戦略的に論外になります。

良くも悪くも感情を感じないのが習慣だと書きましたが、つらさや面倒臭さのようなマイナス感情を感じなくなると同時に、楽しさのようなプラスの感情も習慣になると感じなくなります。習慣で英語を勉強している人というのは、楽しいから勉強しているというよりは、習慣だから勉強しているのです。

感情の浮き沈みの中で、楽しさや幸せなどの感情も人は慣れてしまうという現象を快楽適応と言います。どんな面白いことや楽しいことも慣れると必ず飽きてしまうので、楽しさについては、いつでも工夫して感じられるようにしなければいけません。変化がなければ楽しさはなくなります。行動としては習慣で一定に、感情としては工夫して楽しく、というのが理想的な英会話の習慣化ということになります。

 

英会話で挫折しない、英会話を楽しくする実践方法

ここまで、学習の基本的な体験や設計、自分の成長、習慣の本質について解説しました。楽しいという感情を持続させるのはなかなか大変です。だからこそ英会話の挫折の理由でトップクラスになるのです。特に習慣の本質が楽しさを無くしていくのも事実なので、楽しさを感じられるかどうかは工夫次第です。ここからは具体的な楽しい英会話を継続するための実践方法について解説します。

 

英会話で挫折しないための9つの楽しい英会話例

先に述べた通り、楽しいは永久には持続しないので、たくさんのバリエーションを持つことが必要になります。自分が楽しいと思える様方法を試しながら、どんどんと変化をつけていきましょう。ポイントですが、同じ時間に同じ様に英会話の学習を続けていくという行動は変えないで習慣化していきます。学習のやり方は飽きてきたら変えるように工夫してください。

 

オンライン英会話でアウトプットする

イングリッシュ24のオンライン英会話サービスを利用し、楽しいレッスンでアウトプットの場を作りましょう!確実かつ質の高いアウトプットができます。複数の講師と話すことでも変化がつき、楽しく続けるには非常に有効です。

 

外国人の友達と話す

外国人の友達を作りましょう。日本にいる外国人でもいいですし、海外の人でも話すことは十分できます。相手の時間の都合や友達としての会話内容など、英語学習としては制限がありますが、楽しく話せる方法の1つです。

 

日本人の友達と英語で話す

相手を探す必要がありますが、実際に筆者がやっていた方法の1つです。友人に頼み込むなどして、英語オンリーのルールで時間を決めて話します。同じ様な目的をもつ人がいれば、ゲーム感覚で楽しく行うことができます。

 

独り言で話す

忙しい方にオススメです。隙間時間などを有効に活用し、自分でドンドンできる方法で、意外と多くの人が実際にやっている方法です。独り言で会話のバリエーションに使えるの?と思うかもしれませんが効果は十分です。詳しくはこちらの記事、実は皆やっていた!効果絶大!独り言英会話を参考にしてください。

 

発信してみる

英語は世界中で学習されている言語ですから、自分は英語の勉強してます、ということを明示してSNSなどで発信したりすれば、コメントなどを返してくれるかもしれません。会話ではなく文字になりますが、ライティングのアウトプットで使えます。仲良くなった人がいれば、会話に付き合ってくれるようにお願いしてみるのも手です。

 

日記を書く

英語の文章を数行でもいいので、日々アウトプットしていく方法です。今の時代ですと、ツイッターなどで呟いて、英語勉強中と分かるようなハッシュタグを入れれば、コメントなどがあるかもしれません。日記もブログにしたり、今ならVlogとしてYoutubeを使うといったことも考えらますので、必ずしも文字だけではなく、会話や独り言に近い使い方もできます。

 

旅行に出かける

お手軽ではないかもしれませんが、新しい実践の場を作る1つの方法になります。練習と言うよりは本番という感覚ですが、慣れてきた方が変化をつけるにはもってこいの方法になります。

 

ボランティアなどの活動に参加する

ボランティアや、交流会など情報を探せば至る所で開催されています。外国人との交流ができるものに参加して、できれば定期的になるようなものを探し、自分のアウトプット方法の1つに加えると良いでしょう。

 

留学する

時間と予算があるのであれば、効果的な方法です。1週間からの短期留学などもありますので、英会話のバリエーションとして組み入れることは十分可能で、楽しさの継続はもちろん効果も高いでしょう。ある程度の基礎力がある方にはオススメです。

 

英会話のアウトプットはたくさんのバリエーションを用意して、それらをうまく組み合わせながら、変化を楽しみましょう。

 

成長を可視化する5つの実践方法

英会話の楽しさの1つの側面である成長ですが、これは何らかの形で確認できるようにすると、実感が得られて楽しく感じられます。5つの方法をご紹介しますので、定期的に確認することで楽しさの持続につなげてください。

 

記録する

学習時間など、続けることで積み上がっていくものについては、毎日記録することをオススメします。積み上げの記録が残っていると、自分の過去の努力が見える化され、それが伸びていくのが実感として分かり楽しくなります。

 

録音・録画する

音声は消えてしまいますので、自分のスピーキングについては、録音や録画などの手段で残っていたほうが良いです。ビフォーアフターを見ることで違いが明確になり、成長も確認できるのでオススメです。

 

誰かに言う

家族や友人、誰かに英語学習の目標や目的なども共有し、自分がやっていることなどを言う様にしましょう。自分を外から見てくれる人の言葉は、自分では分からないような成長を実感させてくれます。イングリッシュ24のオンライン英会話で、講師に自習内容や学習時間などを共有するのも有効です。

 

テストにチャレンジする

TOEICや英検などのテストにチャレンジするのは、成長を確実に実感できる方法の1つになります。点数が全てではないですし、資格をどうのこうのということでもありませんが、かなり明確に目に見える形で成長が分かります。

 

腕試しに出かける

旅行やボランティア活動などは、アウトプットの1つの方法になりますが、成長を現場で実感する方法でもあります。実際に使ってみる機会を作ることで、ダイレクトに成長を実感できるので、時間と予算がある方にはオススメです。

 

日々の細かい記録と、一定期間を経たあとのテストや旅行といったチャレンジ、この2軸を持っておくと成長を実感しやすく、楽しさも継続できます。

 

期待感を英会話の継続に使う方法

人の脳は快楽に適応してしまうため、変化をつけないとどうしても楽しさは失われていってしまいますが、期待感という方法で持続的に楽しく続けることも可能です。ある実験で、薬物の依存症の治療において、単純なくじ引きという方法が使われました。くじを引いて、当たりが出たら100ドル、他に1〜20ドルの賞金とその他多くのハズレくじを用意し、薬物検査に合格した患者はこのクジを引くことができます。この方法は非常に高い効果を発揮し、患者の83%が12週間を要する治療をやり切ることができました。このクジがない場合、通常この治療を最後までできるのは20%程度だそうです。さらに、くじ引きを行った方がその後も薬物依存が再発する可能性ははるかに低いということです。そしてさらにもう1つ、この薬物検査は、合格したら定額の報奨金がもらえるようになっていますが、それよりもくじ引きのほうが効果が高かったのです。

期待感というものは、困難な物事を継続していく力として非常に役立ちます。定額の決まった報償金よりも、ランダムなくじ引きのほうが期待感があるので、これは英会話で挫折しないための方法としても応用できます。英会話の段階ごとに、何かスモールゴールを達成するとランダムなご褒美を設定するというのも1つの手になります。ランダムなご褒美は、自分1人でやると期待感という点で薄くなるかもしれませんので、できれば誰かに設定してもらったり、同じ様な人とお互いにランダムなご褒美を交換するなども良いかもしれません。ポイントは、毎回一定の報酬があるという設定にすると、アンダーマイニング効果が発動し、報酬のための勉強になってやる気を失っていきますので、報酬という意味では大半がゼロのような設定で、その中に大当たりも含まれるような形にしましょう。期待感を使う方法は一定期間行えばある程度持続されるので、単なるご褒美よりも遥かに効果が高く、英会話を続けるためにはオススメの方法になります。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?楽しさは浮き沈みしますので、工夫しながら変化を取り入れていきましょう。ではまとめます。

 

英会話で挫折しないための見直しポイント

・アウトプット、自主的な自分の学習目的、日々の目標設定をクリア、という基本的な学習の楽しい要素があるかどうか?
・スキルの成長があり、成長を実感することができるかどうか?成長曲線の変化は一定ではないことを知っているかどうか?
・楽しさは習慣化されるにつれてなくなっていくことを知っているかどうか?

 

英会話を楽しくするための実践方法

・日々のアウトプットはやり方に変化をつけるバリエーションを用意する。
・成長は毎日の記録と、一定期間ごとのチャレンジの2軸で見えるようにする。
・定額の報酬はやる気をなくすが、ランダムなご褒美への期待感は行動を持続させる。

 

習慣の力は英語学習の成功には欠かすことができず非常に大きいのですが、それによって楽しさが失われることはセットであり、それこそが習慣というものです。楽しさはコントロールすることができますので、日々の変化を工夫していきましょう。

 

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