【調査で判明!】2020年に子供にさせたい習い事1位は英会話

こんにちは!English24(イングリッシュ24)です。

子供にさせたい習い事は色々あると思いますが、英会話が1位という調査結果があります。このような親世代の考え方に影響している今の時代背景、世界情勢などについて解説します。

あわせて注目されているもう1つのスキル、プログラミングについてもご紹介します。この2つが実際に世界ではどう注目されているのか、この記事を読んで判断していきましょう。

?この記事で分かること

・子供にさせたい習い事のランキング1位は英会話
・英会話やプログラミングが注目される背景や世界情勢

この記事を書いている筆者は、フィリピン在住5年、語学学校勤務3年の英会話講師兼アドバイザーです。数百人の留学生やオンライン英会話の受講生の指導をさせていただきながら、彼らと向き合ってきた中で得た知識と経験を元に、最新の科学論文に基づいた根拠を交えてお伝えします。

 

2020年に子供にさせたい習い事1位は英会話

2020年に子供に習わせたい習い事の1位が英会話というデータがあります。以下のデータを見てみましょう。

 

子供にさせたい習い事は英会話とプログラミングが多く、さらに新しい習いごとを検討している家庭の約3割が、英会話とプログラミングの両方を習わせたいと回答。


「年末年始の子どもの習い事アンケート」(イー・ラーニング研究所調べ)

 

この調査結果によると、英会話とプログラミングが圧倒的な1位2位となっています。本サイトの記事でも複数回取り上げていますが、英会話とプログラミングは注目のスキルであり、同時にスキルの相性もよく、これからの時代に必須のものとなりつつあるようです。英語力で就職が有利になる具体的なスキルの組み合わせや、職種と収入についてはこちらの記事も参考にしてください。

 

 

英会話やプログラミングを子供に習わせたいと考える親世代の感覚としては、どのような理由があるのでしょうか?日本だけでなく世界に目を向けて、英会話やITについて考察します。

 

・日本で英会話スキルを使う機会
・世界の英会話教育とIT事情
・大人の英会話学習の必要性

 

この3つについて少し深掘りしていきたいと思います。

 

日本に住んでいて英会話スキルを使う機会は今後あるのか?

少し前ですと、日本は世界第2位のGDPを持つ経済大国であり、国内需要を満たすサービスや事業で十分に成り立つ社会でした。しかしながら、中国をはじめとする他国の台頭、少子高齢化という人口の問題、さらにコロナによるオフライン事業の制限などが加わり、英会話スキルを使ってオンラインで外国人と関わるということの重要度が増しています

英会話に対する認識は、日本にいる限りは使わない可能性もあり、必須ではないとする向きもありましたが、これからは英会話ができて当たり前とされる可能性が高いです。あくまで可能性ですが、調査結果からすると多くの親世代がそのこと考慮しているのではないかと推測できます。

日本国内のことで英会話スキルを使う必要は今後もないかもしれません。ですが、物やサービスを開発し売っていくには海外で発注したほうがコストが安いものがあったり、またプログラミングも含めて新しい情報にアクセスする場合も英語の情報だったりします。今後の時代は英会話スキルの使い所がかなり多いです。

今まで日本にいると英会話をする機会がないと考えることが多かったのですが、これからは日本にいても、英会話をする機会を自分で作るのが当たり前の時代になるのではないでしょうか?英会話をする環境が周りにできていくのではなく、いちはやく英会話をする機会を自分で作り出し、そこに関わりを持っているほうが良いと筆者は考えています。

 

世界の英会話教育とIT事情

中国では富裕層は特に、こぞって英会話教育にも力を入れていて、習い事も積極的にさせています。また、これからさらに発展が予想されているインドや東南アジアでも、英会話はもはやできて当たり前で、かつ習い事としてのITスキルも大きい需要があります

インドは特に英会話ができてITスキルのレベルが高いイメージが強い国です。インドは宗教的に、IT事業がカーストの制約を受けないことが大きいと言われています。

カースト制度に従うと職業選択の自由がありませんが、まったく新しいITエンジニアという職業はカーストの決まりに含まれていないため、どのカーストの身分でも就労が可能なのです。このような宗教的背景から需要が高まり、インドでは習い事としてのITスキルの学習がとても盛んです。

フィリピンを含む東南アジアの国々は、まだ教育が十分ではないものの、生きるための手段として英会話やプログラミングを学習する人は多いです。英会話とITができると、一般的な人の2〜3倍の給与で働くことが可能だからです。

このような世界の動きは、日本と無関係ではありません。英会話とプログラミングによって、明らかに関わる世界が広がり、仕事も増えます。ITエンジニアはまだ不足しており、これからの日本では慢性的な人手不足が予想されますのでなおさらです。それでも足りなければ、海外のチームと協力して仕事をするのも普通になるでしょう。

英会話によるコミュニケーションは全ての入り口になりますので、習い事としてやってほしいと考える親世代が多いのも納得の世界情勢と言えます。

もちろん各国の傾向と今後の可能性の話なので、子供が将来、本当に英会話やITスキルを使うかどうかは分かりません。ただ大事なことは、英語力があれば選択肢が得られ、将来の可能性は広がるということです。英会話をやることで誰もが得られる選択肢について、詳しくしはぜひこちらの記事も読んでみてください。

 

 

子供だけでなく大人の英会話学習も必要

英会話とプログラミングは一般教養としての重要度が上がってきています。なので、習い事として将来に備えて子供にさせる以前に、今の大人世代にとっても確実に、近い将来で必要になるスキルでしょう。

自分は分からないけど、子供にはとにかく習い事をさせるという姿勢は少々危険です。大人が理解していないと、それがどの程度大変なものなのか?どういうポイントが大事なのか?といったことが分かりません。理解できていないものが世の中に増えると、世代間の断絶や意見の相違も大きくなり、社会の方向性も探りづらくなります。

つまり親世代が将来のためにこれほど、子供に習い事として英会話とプログラミングをさせたいと思っているのと同じエネルギーで、親世代はまず自分が英会話とプログラミングを学んだ方が良いと考えられます

英会話にしろプログラミングにしろ、年齢に関係なく習得することはできます。親が勉強することは子供にプラスの影響ですし、子供も自然と学習するようになります。子供に習い事をさせたいと考えることと、親も一緒に学習することは、お互いにメリットが大きいのです。

この点はもしかしたら見落とされがちな視点かもしれません。英会話を親子で習うなどの方法もたくさんありますので、うまく使っていきましょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

英会話の早期教育は絶対ではないかもしれませんが、少しづつ積み上げていくという学習をしていると、年単位で見た時に大きく違ってきます。つまり、早さよりも継続が重要になります。子供に習い事をさせるとしたらなおのこと、継続的な英会話学習を目指していきましょう。

ではまとめます。

 

子供にさせたい習い事、1位は英会話となった背景

・日本に住んでいても英会話ができることは重要となる。以前よりもその機会は増えているし、自分で作り出していくこともできる。
・世界各国では凌ぎを削って英会話とプログラミング学習が行われている。明らかに仕事の需要があるので、この流れはしばらく続く可能性が高い。
・子供だけでなく、大人世代にも英会話は必要であり、理解しているほうが良い。親子での英会話の学習などはプラスの影響が大きい。

 

継続学習と環境整備、周囲の大人の理解など、子供にとっての習い事も複雑な要素があります。変化の情報をキャッチして柔軟に対応していきましょう。

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