こんにちは!English24(イングリッシュ24)です。
英語力を活かして就職を有利にしましょう。仕事においては、英語力と自分の専門分野のスキルの掛け合わせが大事になります。もちろん英語力が高いに越したことはありませんが、就職においては日常英会話レベルでも問題ないものもたくさんあります。そこまで高くない英語力でも、スキルの掛け算で評価が高くなる、相性の良いスキルをご紹介します。
💡この記事で分かること
・英語力を就職につなげるスキルの掛け算
・ある程度の英語力で就職が有利になる相性の良いスキル、プログラミング、接客・サービス、美容
この記事を書いている筆者は、フィリピン在住5年、語学学校勤務3年の英会話講師兼アドバイザーです。数百人の留学生やオンライン英会話の受講生の指導をさせていただきながら、彼らと向き合ってきた中で得た知識と経験を元に、最新の科学論文に基づいた根拠を交えてお伝えします。
英語力×専門分野で就職は有利になる!英語と相性の良いスキル3選
英語力を活かして就職しお金を稼ぐには、スキルの掛け算を意識することが大事です。英語力だけの場合はかなりレベルが高くないと難しいですし、活躍できる仕事の幅もそこまで多くはありません。ですが、英語力×他の専門分野のスキルとなると、掛け合わせるスキルによってあなたは希少な人材と評価され、市場価値としても高まりますので、就職では確実に有利になります。
英語力に掛け合わせるスキルは自分の得意なもので良いと思いますが、相性が良く評価されやすい有利なスキルは存在します。実際に海外で求人があったり、日本国内でも需要があるスキルは就職に繋がりやすく、英語力を収入に変えていくことができます。
今の時代はどのようなスキルが就職で求められているのか?英語力と相性が良いとされているスキルはたくさんありますが、その中でもさほど高い英語力でなくても、就職したり収入アップにつながる評価をされやすいスキルをご紹介します。
TOEIC600点に届かない500点代での英語力でも十分就職に有利で、かつ求人などの重要もあるオススメスキルは以下の3つです。
・接客・サービス
・美容関係
それぞれ詳しく解説していきます。
いま最も注目されている英語力×プログラミング
就職に一番有利なスキルはプログラミングです。以前から言われていますが、プログラミングスキルの需要は伸び続けており、まだ人材は不足していて高い需要があります。
英語力の目安:TOEIC500点/CEFR B1/いわゆる中級者以上
年収の目安:通常は400万〜/英語力で600万〜
プログラマーの平均年収は約400万円というデータがありますが、英語力もあって活躍の幅が広がると、年収600万円以上もそこまで難しくありません。
一般的な平均年収が約400万円なので、もちろんそれ以下の人もいるわけですから、プログラミングさえできれば良いというわけではなく、ここに英語力というスキルの掛け算があることが非常に大きくなります。
プログラミングスキルの魅力は将来性で、就職に有利なのはもちろんですが、これからも当面需要が伸びていくと考えられていますので、就職先や仕事の供給の安定性は他に比べれば高いと言えます。
プログラミングは特に最新の情報は基本的に英語であり、海外のエンジニアと協力する場面なども多くなっていくと予想されますので、英語力があるかないかでかなり違ってきます。
就職に有利で、かつ将来的な安定性や高い年収も狙える状況になってきていますので、時代にあった有利なスキルと言えるでしょう。
ちなみに英会話とプログラミングは、いま子供にやらせたい習い事の調査で、圧倒的な1位と2位です。習い事についての詳細についてはこちらの記事をご覧ください。
活躍の幅が広い英語力×接客・サービス
接客やサービスのスキルは、英語力が差別化になって就職に有利に働きやすいスキルです。自分に向いているかどうか、好きかどうかが大事なスキルで、好きな人であれば英語力がすぐに就職に活かせます。
英語力の目安:TOEIC500点/CEFR B1/いわゆる中級者以上
年収の目安:通常は300万〜/英語力で400万〜
あまり高い年収となる仕事ではありませんが、英語力を活かして外国人を相手にできるようになれば、就職先の幅は広がりますし収入もアップします。日本国内ではインバウンド需要が注目されていますが、海外でサービス業に従事する場合には、チップ文化があるのでもっと収入が上がると思われます。
チップを収入にしていくには、富裕層を対象にできる高級なサービスをしているところへの就職が必要ですので、それに合わせて接客・サービスの質と、より高い英語力が求められるようになります。
好きな人であれば自分の頑張りがダイレクトに評価されるので、チップ文化の海外で就職できれば天職に感じられる人もいます。
海外での需要がとても大きい英語力×美容関係
美容師など美容関係の仕事は、日本国内では今は完全に供給過多になっています。この仕事は国内需要は厳しい状況だと思いますが、もし英語力を身につけて海外に出れるのであれば、一気に需要が高くなります。
英語力の目安:TOEIC500点/CEFR B1/いわゆる中級者以上
年収の目安:通常は300万〜/英語力で400万〜
二極化が激しい業界だと思いますが、一般的な年収の平均は300万円ということで、駆け出しのアシスタントなどはもう少し低い収入になります。
日本の実情に反して、海外における日本人の美容スキルは非常に評価が高く需要があります。もし英語力があれば国内でのインバウンド需要もありますし、海外で日本人美容師が求められるケースはまだまだあります。
美容師だけなくアイラッシュなども人気で、日本のように安全で細かいサービスは海外にはあまりないので、英語でのコミュニケーションができれば活躍できる可能性は高いと言えます。
英語力が就職に有利になるという点ではかなり影響が大きいスキルです。また接客・サービスのスキルでもありますので、チップ文化がある海外では見た目以上に収入があります。筆者の知っている人でも、月収が100万円レベルの美容師さんはたくさんいますし、料金の20%くらいのチップをダイレクトにもらったりするので、やりがいと収入の両面から、海外での就職はかなりオススメです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
そこまで高い英語力ではなく、TOIEC500点ほどでもある程度会話ができれば、海外で就職して働くのは全く問題ありません。筆者のいるフィリピン・セブ島でも、英語力は人によってマチマチですが、問題なく働いている方はたくさんいます。
就職を有利にしているのはスキルの掛け算であり、英語力と自分の専門スキルはそれぞれ磨き続けていったほうが良いですが、それらを併せ持っていることが重要ですので、ぜひ参考にして将来の可能性を広げていきましょう。
それではまとめます。
英語力×専門分野で就職は有利になる!英語と相性の良いスキル3選
他の専門分野のスキルでももちろん英語力が高ければ就職には有利です。ここでご紹介したものよりは、もっと高い英語力が必要な仕事が多いので、それぞれの目標に合わせて英語力を鍛えていきましょう。
コメント
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