声が小さいと言われる!?オンライン英会話の通じる話し方

こんにちは!English24(イングリッシュ24)です。

オンライン英会話で、自分が言った英語を何回も聞き返されて、全然通じないと悩んだりしていませんか?ちょっと待って下さい、それは単に聞こえてないだけかもしれません。

自分の英語が通じないと思い込んでいる人の中で、実際は英語自体に問題があるわけではなく、ただ単に声が小さいだけということがオンライン英会話ではよくあります。英語が文法的に間違っているとか、発音が悪いというわけではなく、日本人の声は実際のところ思っている以上に小さく、普段日本で生活していると分からないものですが、外国人からすると全然聞こえないのです。

この記事では英語は声を出せば通じるものなのか?という疑問に答え、日本人の声が小さいことが英会話で損をしているという実例とその対策、注意点などを解説していきます。

💡この記事で分かること

・声の大きさで英語が通じるようになる理由と事実
・世界で評価される英語の発声の基準、ネイティブ発音が必要かどうか
・よく通る声を作る方法と、大きな声を出す英会話の注意点

この記事を書いている筆者は、フィリピン在住5年、語学学校勤務3年の英会話講師兼アドバイザーです。数百人の留学生やオンライン英会話の受講生の指導をさせていただきながら、彼らと向き合ってきた中で得た知識と経験を元に、最新の科学論文に基づいた根拠を交えてお伝えします。

 

英語は声を出すだけで通じるのか?

結論、これは通じます。おそらくビックリするくらい、声を出すだけで思った以上に英語というものは通じます。

これはなぜなのかというと、そもそも間違った英語では通じないのではないかと思っているのは日本人だけだからです。例えば外国人が日本語で話しかけてきて「どこで、わたし、食べる、ラーメン?」と言われたらあなたはどう答えますか?おそらくラーメン屋さんのある場所を答えると思います。

逆の立場に置き換えたら「Where I Ramen eat?」のように言っても、ラーメン屋さんがある場所を教えてもらえる可能性は十分あります。文法的にあってるかと言えば間違っていますが、実際の英会話の場面ではそこまで問題ではありません。

そもそも筆者が今住んでいるフィリピンでもそうですが、中国人・韓国人・台湾人などアジア諸国の様々な人々がいる中で、完璧に正しい英語を話している人はまずいません。

なぜ間違った英語でも通じると言い切れるかというと、実際に私の目の前で、毎日間違った英語でも生活や仕事ができているからです。ただし聞こえない場合は、通じないのではなく何言ってるか分かりません。なので、英語は声を出すだけで思った以上に通じます。

 

あなたの声は思っている以上に聞こえていない

声の大きさが大きいか小さいかという判断は主観的ですので、自分ではかなり大きな声を出しているつもりでも、外国人からしたら全然聞こえないということはよくあります。

例えば日本のふだんの生活において、電車の中で大声で話している外国人がいて、うるさいと感じたことがある人は多いです。なんで公共の場でこんなに大声で話すんだよ、と思うのが日本人の感覚ですが、外国人からすると大声など特に出しておらず、普通に話しているだけだったりします。

つまり、大声かどうかの基準の時点で、すでに日本人と外国人では違うのです。なぜこのような違いがあるかというと、英語圏や中国などもそうですが、大陸では地続きで別の国が隣り合っていて、自分の主張をはっきりくっきり声に出さないと、聞こえないことでその場が流れてしまって後々とんでもない誤解になったりするので、こういったことを避ける必要があるのです。

これはオンライン英会話でも同じことで、文法や発音などが間違っているかどうかという以前に、しっかり相手に聞こえているかどうかが大事になります。というわけで、外国人にとっては日本人の一般的な声はそもそも小さすぎるので、英語で話す時は、日本人からしたら叫んでいるかと思うくらい大げさに声を大きくした方が、圧倒的に英語が通じます。

 

あなたの文法は誰も大して気にしていない

はっきり申し上げますと、文法的な細かいことはほとんど気にしていません。特にオンライン英会話の中のことであれば、間違いのある前提で講師はすべて分かってくれます。

と、こういった話は聞いたことのある人も多いかもしれませんが、フィリピンに住んでいる筆者からすると、オンライン英会話のレッスンでなくても、フィリピン人はもちろん、韓国人や中国人でも、お互いにカタコトの英語で話すので相手の間違いなどいちいち気にしていませんし、それで十分英会話が成立します。

ただし例外があるとすれば、フィリピンにいるアメリカ人やヨーロピアンの人と話をすると、あまりに文法がメチャクチャだったり発音が日本語訛りすぎると通じないこともあります。

ここはおさえておいて欲しいところで、日本人の英語学習者は特にネイティブをありがたがる傾向にありますが、どちらかといえばネイティブのほうが、文法の正しさや発音の正確さにはうるさいです。初心者の方がオンライン英会話を始める時の理想的な流れは以下の通りです。

 

1. 自分の英語が少しでも通じるということを理解する
   ↓
2. 少しでも通じると楽しくなる
   ↓
3. 楽しいからレッスンを継続して習慣になり、目標も持てる
   ↓
4. 文法や発音を学んでレベルを上げる努力ができる

 

13の部分を飛ばしてこの4番目を一番気にしているのが日本人であり、また一番気にしているという反応が返ってくるのがネイティブです。なので、オンライン英会話の初めはフィリピン人講師と英会話を楽しみ、通じるという実感を持つことが大事ですしオススメです。

 

あなたの発音は特に悪くない

発音についても文法と同じで、最初は全然気にしなくて大丈夫です。特にネイティブの発音でなければ、と思っている人が多いですが、アメリカ英語の発音は基本的にはアメリカ訛りであってスタンダードではありません。

リエゾンと呼ばれる音声変化をマスターすればネイティブの発音も何ら問題なく聞こえるようになりますが、それよりもまずリエゾンのトレーニングをしなくても良い非ネイティブ同士の英会話に絞って、いち早くマスターして英会話を楽しんだほうがよっぽどマシです。

リエゾンを知らないとできないということは、その分1つ多く大変な努力をしなければいけませんので、最初からそこが目標と決まっているのでない限り、やらなくて良いものをわざわざやる必要はありません。

また、これからの時代の英会話は東南アジアやインドなどで使う可能性が高いので、そこで話されている英語こそむしろスタンダードであり、ネイティブの英語はどちらかと言えばマイナー側に分類されるでしょう。これは筆者の主観で言っているわけではなく、アメリカをはじめとするネイティブ圏における英語の評価がそうなりつつある部分があります。このあたりは次の項で詳しく解説します。

 

声が小さいことの問題点

実際の英会話でもオンライン英会話のレッスンでも、声が小さいというのがどのような順番で問題になるかというと、流れは次の通りです。

 

・日本人は声が小さいので聞こえない。
   ↓
・は?という顔をされて、何度も聞き返される。
   ↓
・発音が悪いのか、文法を間違ったかと勘違いしてしまう。
   ↓
・自信がなくなってしまい、さらに声が小さくなる。
   ↓
・自分の英語が通じないと勘違いする。

 

この流れです。もちろん本当に通じないこともあるのですが、この流れで会話が成立しないことが日本人の場合は極端に多いです。そして正しい文法や発音が大事だという思い込みが生まれ、英会話の自信がなくなり、諦めてしまうという構図です。

声さえ出せればちゃんと英語は通じるのですが、どのくらいの発音でどういう声を出せば良いのかという基準が日本人と外国人の間でズレているのが問題ですので、具体的な例ををご紹介しつつ、さらにアメリカなどのネイティブ圏でも音がつながらない英語をスタンダードとする考え方についてもみていきます。

 

声を出せば通じる、発音は関係ない、の具体的な例

TEDトークに出演している数少ない日本人の中で、非常に高い評価を受けているプレゼンテーションをご紹介します。BLACK 「ヨーヨーの達人への道」です。

 

 

この方のプレゼンにおいて、もちろんパフォーマンスが高い評価を得ているのですが、実はTEDにおいてはパフォーマンス以上に彼の英語がとても分かりやすく素晴らしいと評価されています。大きな声ではっきりくっきりと話されていて、世界中の多くの人にとってとても分かりやすい英語です。

ですが、彼の英語はネイティブのような発音ではないです。どちらかと言えば日本人にとって聞き取りやすい、日本語なまりのある英語です。もしかしたら一般的な日本人からすると、この英語が高く評価されるのは理解できないかもしれません。

もしこの動画を観て、発音などの聞き取りやすさの面で良い英語のプレゼンだと思えないようであれば、それは世界スタンダードとズレしまっていて、ネイティブ信者になりつつあるのかもしれません。

大きな声ではっきりくっきり、ネイティブだけではなく、世界中の英語話者の誰が聞いても、インド人でも韓国人でもアラブ人でも、そして日本人でも、誰にとっても聞き取りやすい英語がより良い英語です。

発音を気にすること、特にリエゾンという音声変化などが大事なのはほんの一部のネイティブだけの話です。そして、今やネイティブの音声変化は基本的に世界ではマイナーなアクセント(なまり)の一種に分類されます。

何よりも世界で通じる英語として大事なことは大きい声でしっかりと抑揚をつけて主張を明確に伝えることであって、ネイティブ発音などは二の次と言っても過言ではないでしょう。このBLACKさんのTEDのプレゼンこそまさに、発音よりも何よりも声をしっかり出すことが大事だと分かる具体例と言えます。

 

ネイティブ発音はアクセント(なまり)であり、スタンダードではない

アメリカ人はアメリカ訛りをしていて、イギリス人はイギリス訛りをしています。カナダ人はカナダ訛りですし、オーストラリア人はオーストラリア訛りをしています。ですが、彼らは英語を母国語として使っているので、英語のネイティブです。今挙げただけでも4つの発音や単語の用法などが違うネイティブの国があります。

日本人はネイティブというとアメリカ人のことを指していると思いますが、アメリカ英語がイギリスで通じなかったり、カナダでも通じないこともあります。しかし、フィリピン人をはじめとする第2言語としての英語は、ネイティブを含む世界のどこでも通じます。なぜならこっちのほうがスタンダードだからです。

日本人が大きい声を出して英会話をしようとした時に、とかく問題視される発音ですが、世界スタンダードの発音の基準は、はっきりくっきりとセパレートで(音がつながっておらず)誰にとっても分かりやすい発音になります。これをEnunciationと呼びます。この概念には、まず声を大きく出すということが含まれており、相手にしっかり聞こえるように、余計な音のつながりなどは入れず、きちんと発音しましょうという概念になります。

日本人の英会話のレベルが世界から遅れをとってしまっていることで、いまだに正しいネイティブ発音が気になったり、ネイティブの発音でなければならないと思ったりする人も多いそうですが、正直に言いますと、そんなことを気にしている間に、中国人や韓国人や世界の人たちはさっさと英会話を始めているのです。

もしどうしてもネイティブの発音が必要だと思ったら、ネイティブの音声変化などは後からいくらでもマスターできます。なぜそう言い切れるかというと、そもそも音声変化を学ぶのも、非ネイティブの一般的な単発の発音を学ぶのも、音の学習に変わりはないからです。

どちらかというと、音の学習から音声変化という余計な手間を省いてより早く、より簡単に実践に移れるようにするのがEnunciationという概念でもあり、それをするにはさっさとフィリピン人講師から習った方が良いわけです。そのほうが遥かに効率的なので、ネイティブから発音を学ぶような遠回りをいちいちする必要はまったくありません。

世界基準の発音は大きい声ではっきりくっきり話すEnunciationのことなので、オンライン英会話で練習する場合には、ネイティブという幻想と発音のことは一旦置いておいて、まず声を出すことから始めていくのがオススメです。

 

英会話で声が小さい場合の対策と注意点

オンライン英会話でも実際の英会話でも、まず大きい声を出すことが大事で、発音や文法はそこまでに気にする必要はないことをお伝えしました。ここからは、具体的に大きな声を出すにはどうすれば良いかという対策と、オンライン英会話で大きな声でレッスンをする時の注意点について解説します。

 

大きな声はどうやったら出るのか?

オンライン英会話で大きな声を出すといっても、それがそもそも分からないし難しいという人もいると思います。大きな声で話すには、実はコツがあります。

日本人が日本語で話すと、基本的にボソボソと抑揚のない話し方になります。これはフィリピンに5年住んでいる筆者でも日本語で話すときは変わりませんので、英語で話すときは意識的に声を大きく出すことが大事です。厳密にいうと、大きな声というよりは、遠くまで通る声を出すことが大事です。

筆者は大学時代に演劇をやっていたので、演劇における発声練習などには慣れていました。アナウンサーや俳優さんなどがやる発声練習なども似たようなことをしますが、これが実は英語には効果があります。

具体的には腹式呼吸と呼ばれる方法で声を出します。腹式呼吸は喉にあまり負担がかからないので、ずっと話していても声が枯れにくいです。カラオケなどですぐ声が枯れてしまう人は喉で声を出している可能性が高いので、いわゆるお腹から声を出す練習をしてみましょう。

これが予想以上に英会話においては意味があり、発生練習をすると英語のスピーキング力がアップしたかのように英語が通じるのが実感できます。また、滑舌などのトレーニングも大事で、リップロールというトレーニングを行うとそれだけで英語の発音がよくなります。

腹式呼吸とリップロールについては、参考動画を載せておきます。ぜひチャレンジしてみましょう。


【カラオケ上達】腹式呼吸の一番簡単な方法【IKKI式ボイトレ】#4 ボイストレーニング/Ikki Hatanaka / 畑中ikki

 

リップロール初心者から上級者までいろいろなやり方を紹介します!いくちゃんねるボイトレ/いくちゃんねる

 

オンライン英会話で大きな声を意識する時の注意点

声が大きいか小さいかということの前に注意点として、オンライン英会話では単純に、マイク設定などの問題で音が出ていない可能性もあります。色々なオンライン英会話がありますが、スカイプを使ったり各サービスごとに独自のツールを使うものは、それぞれ確認してください。

ここでは2020年のコロナを機に知名度の上がった、Zoomでオンライン英会話のレッスンをする場合の確認をします。パソコンやスマホなどのデバイスとZoomの設定については、以下のサポートページなどで事前に確認しておきましょう。

 

Zoomの設定について確認する
Zoomヘルプセンター

 

また、レッスンを受講する場合には大きな声を出しても問題ない場所を確保しておきましょう。ほとんどの方は家の中でレッスンを受講することが多いかもしれませんが、学習効率やモチベーションの観点から時々は外に出て、公園やカフェなどでレッスンを受講するのもオススメです。大きな声を出しても問題ない環境を確保して、レッスンでは思いっきり声を出して下さい。

 

慣れてきたら、徐々に文法や発音も強化しよう

英会話では2つの逆方向の考え方でバランスを取る必要があります。

1つはインプットにおいて単語・文法・発音などの基本的なレベルを上げるために、間違いを正しく直していくことです。一方でもう1つは、アウトプットにおいては文法や発音などの間違いは気にせず、ドンドン話すことになります。

忘れてはいけないのは、このインプットとアウトプットで逆方向の2つの意識を持ちながら英語学習を続けるということで、特にインプットでは自分の間違いや癖などを直していかないと成長することはありません。

一方で間違いを気にしてアウトプットできないのは本末転倒です。自分が今インプットとアウトプットのどちらをやっているのかを意識して、何にこだわるかを変えていければベストです。

英語学習のインプットとアウトプットで意識すべき点などについては、こちらの記事で詳しくまとめていますので参考にしてください。

 

 

大きな声を出して話すのが苦手な人は、基本的にまず声を出すことを頑張った方が良いです。ですが、最初から大きな声でガンガン間違いを気にせず話せるタイプの人は逆の注意が必要で、ブロークン英語を気にしない度胸だけでは成長しないということも覚えておいて下さい。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

初心者の方はまず、大きな声を出すだけでもオンライン英会話の入り口が違ってきます。レッスンを楽しめるようになるためにも、ぜひ大きな声を意識していきましょう。

それではまとめます。

 

英語は声を出すだけで通じるのか?

・通じる。間違っているから通じないことは少なく、聞こえないことの方が多い。
・日本人と外国人では大きい声の定義が違うので、日本人は叫ぶくらいの意識でちょうど良い。
・文法の細かいところは、実際ほとんど気にしない。
・発音については、まずは非ネイティブの発音をマスターした方が良い。

 

英会話における声が小さいことの問題点

・聞こえていないだけなのに自分の英語の文法や発音がダメだと思い込んでしまう。
・世界的に高く評価される聞き取りやすい英語とは、はっきりくっきりした発声であって、ネイティブの発音ではない。
・一部のネイティブの発音は訛っている。世界スタンダードはEnunciationと呼ばれるセパレートな訛りのない発音。

 

英会話で声が小さい時の対策と注意点

・大きな声を出すには発生練習が有効。腹式呼吸とリップロールにより、実は英語力がアップする。
・環境の問題の場合があるので、パソコンやスマホの設定、大きな声が出せる場所を確保しておく。
・アウトプットでは大きな声で間違いを気にせずに、しかしインプットでは間違いにこだわって修正していかないと成長はしない。

 

声を出すというそれだけで、英語の入り口から先の世界がまったく変わってきます。誰でも取り入れることのできる改善点の1つですので、声から英会話を変えていきましょう。

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