英会話はマンツーマンレッスンが最適な理由【メリットとデメリット】

こんにちは!English24(イングリッシュ24)です。

英会話の練習にはマンツーマンレッスンこそが最適です。英会話におけるマンツーマンレッスンの大きなメリット、特に発音とスピーキングに影響するポイントについてご紹介します。もちろんデメリットもありますのであわせて見ていきながら、その対策も解説します。

💡この記事で分かること

・英会話にはマンツーマンレッスンが最適な理由
・マンツーマンレッスンのメリット
・マンツーマンレッスンのデメリットと対策

この記事を書いている筆者は、フィリピン在住5年、語学学校勤務3年の英会話講師兼アドバイザーです。数百人の留学生やオンライン英会話の受講生の指導をさせていただきながら、彼らと向き合ってきた中で得た知識と経験を元に、最新の科学論文に基づいた根拠を交えてお伝えします。

 

英会話はマンツーマンレッスンが最適な理由

英会話のためにはもちろん会話の練習をする必要がありますが、この会話練習はマンツーマンで行わうことで物量を確保し、個別にチェックができ、スピードや難易度などを自分に合わせて調整することができます。これが英会話はマンツーマンレッスンが最適と言える理由です。

まず基本的な解説ですが、生徒1人に対して先生が1人つくレッスンのことをマンツーマンレッスンと呼びます。ここでの英会話とは、英語学習全体において、会話という主にリスニングとスピーキングに重点を置いた練習のことを指します。この英会話の練習においては、マンツーマンレッスンのメリットが際立ちます。主な以下の3つのポイントを知っておきましょう。

 

・練習量
・個別チェック
・レッスンの進行速度

 

注意点として、ここで言う英会話の練習とは、かなりアウトプットを重視したものになりますが、アウトプットの前提としてインプットをすることも必要になります。インプットの内容をマンツーマンの英会話レッスンで行うのはあまり適切ではなく、講義形式のグループレッスンや自習も選択肢となります。インプットとアウトプットは、英会話に両方とも必要なものなので、このあたりは使い分けやバランスが重要と言えます。

続いて知っておくべきポイントとして、英会話のマンツーマンレッスンで、会話というアウトプット中心の練習を行う場合でもデメリットがあります。次のポイントはマンツーマンレッスンのデメリットになります。

 

・他者の英語
・仲間作り
・コスト

 

ここで挙げた3つのメリットとデメリットについて、英会話のマンツーマンレッスンという会話のアウトプットを中心とした練習の観点から、詳しく解説していきます。

 

英会話のマンツーマンレッスンのメリット

英語の3つの基礎である単語・文法・発音と、4技能と呼ばれるリーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの中で、マンツーマンレッスンだからこそ特に効果的と言えるものは以下の2つです。

 

・発音
・スピーキング

 

この2つはマンツーマンレッスンのメリットが大きい項目です。この2つの項目が、先にメリットとして挙げた内容とどう関わってくるのかをみていきましょう。

 

英会話のマンツーマンレッスンのメリット、練習量

英会話は基本的にどのような目的であっても、ある程度長期的な取り組みになります。項目別で言うと、単語は暗記、文法は理解が主ですが、発音とその先の4技能については、インプットした単語と文法を実際に使う練習になります。

この練習が一朝一夕には身につかないため、長期的に無理なく練習量を確保していくということが重要になるわけです。

マンツーマンレッスンでは特に、発音やスピーキングなど、自分が能動的に声を発していく練習の量を増やすのに最適なスタイルです。グループレッスンだと発言の量が生徒ごとに分散してしまうので、自分が集中的に話す練習をするには、マンツーマンレッスンが効果的と言えます。

 

英会話のマンツーマンレッスンのメリット、個別チェック

発音やスピーキングを自分でチェックすることは難しく、グループレッスンでも1人1人を細かくチェックするのは大変になりますので、個別のチェックはマンツーマンレッスンの大きなメリットになります。

自分で自分をチェックするのは、文字であればテキストを使ったりテストをやってみたりすることができますし、リスニングもテストを活用したりディテーションなどの方法もあります。ですが、自分の発音やスピーキングについては誰かに聞いてもらってチェックが入る方が上達は早く、大きなメリットと言えるでしょう。

ライティングもスピーキングと同じアウトプットであり、自己チェックが難しいものの1つになりますので、これもマンツーマンレッスンのメリット言えます。ただここでは英会話の観点でみていきますので、オンライン英会話のライティングについて詳しく知りたい方はこちらの記事を参照してください。

 

 

ちなみに、もちろんリーディングやリスニングも英会話のマンツーマンレッスンの中でもやっていきますが、メリットとしては発音とスピーキングのチェックが大きくなります。

 

英会話のマンツーマンレッスンのメリット、レッスンの進行速度

英会話のマンツーマンレッスンでは、自分のスピードに合わせてもらうことができるので、レッスンの進行速度やスピーキングのスピードコントロールがしやすいというメリットがあります。

もちろん単純に遅いスピードの練習を繰り返しても上達は難しいですが、早すぎてついていけないのに分かったつもりになってしまうのも意味がありませんので、この点でスピードを含めた難易度バランスなど、レッスン進行の調整ができるというのは、英会話におけるマンツーマンレッスンの非常に大きなメリットとなります。

 

英会話のマンツーマンレッスンのデメリット

英会話の観点で見るとメリットの大きいマンツーマンレッスンですが、1人でレッスンを受講することが以下の2つのポイントでデメリットに働く場合があります。

 

・習慣化
・モチベーション

 

この辺りは、英会話をする目的や目標によってもかなり変わってきますので、詳しく解説していきます。

 

英会話のマンツーマンレッスンのデメリット、他者の英会話

自分の英会話の練習量の確保ができるマンツーマンレッスンですが、他者の英会話を聞くことがまったく無駄かというとそうでもなく、この点は少しデメリットになります。

特にまだ明確な目的や目標がない状態でとりあえずレッスンをやってみるという行動から入っていくときには、他の人がどのような英会話をしたり、自分の英会話が他の人にはどう見えるのかなど、様々な体験を通して色々なことをしたほうが目的や目標が見つかりやすくなる場合があります。

また、完全に固定で1人の先生とだけマンツーマンレッスンをしていると、レッスンの多様性がなくなったり、マンネリ化したりしてしまうこともあります。そうなってくると英会話のモチベーションは低下し、習慣化も難しくなってしまいます。

明確な目的に向かって目標となる練習量を確保する場合に、自分の主観でとにかく物量をこなしていくのがマンツーマンレッスンのメリットですが、自分を客観的に見たりレッスンに多少の変化を混ぜていきたい時にはデメリットになる可能性があるということです。

これを対策するには、単純にグループレッスンを混ぜたり、マンツーマンレッスンでも複数の先生のレッスンを受けるようにすると良いでしょう。

 

英会話のマンツーマンレッスンのデメリット、仲間作り

英会話の上達のコツは継続であり、継続という点では黙々と1人でレッスンをし続けるよりも、誰か一緒に同じ目標を目指す仲間がいたほうが良い場合があります。仲間にひきづられてサボったりやめたりするケースもあるので一概には言えませんが、優秀で尊敬できる関係性の仲間がいるとレッスンの継続は安定します。

この意味で仲間作りが難しいのはマンツーマンレッスンのデメリットとなります。グループレッスンで同じ受講生と自然と知り合いになったりする可能性がないので、よほど明確な目的や目標がないとモチベーションが下がってくることになります。

対策としては、複数の先生と知り合ってレッスンに変化をつけたり、家族や兄弟でレッスンを受講したり、同じ英会話サービスを友達と一緒に始めたり、といったことが考えられます。また、単純に家族や友人にレッスン内容を共有したり、目的や目標の相談にのってもらったりということをするだけでも、解決できる可能性はあります。

 

英会話のマンツーマンレッスンのデメリット、コスト

一般に英会話のマンツーマンレッスンとグループレッスンを比較すると、当然ながらマンツーマンレッスンのほうがコストは高くなります。これはやむをえないことですが、オフラインの英会話スクールなどでネイティブ講師のマンツーマンレッスンとなると、かなり高額なレッスン費用がかかることもあります。

目的や目標にもよりますが、初心者の方がとりあえずやってみようという場合、子供にまずはやらせてみようという場合などは、コストが高すぎるとデメリットとして大きいと感じてしまうかもしれません。また、単純に高額な費用をかけ続けることはできないのが普通なので、その時点で継続して習慣化するというも難しくなってしまうでしょう。

解決策としては、オンラインの英会話サービスを使う、ネイティブ講師や日本人講師ではなくフィリピン人講師のレッスンを受ける、この2つになります。

オンライン英会話のメリットは様々あり、こちらの記事にまとめていますので参考にしてみてください。

 

 

オンライン英会話のフィリピン人講師については、コストだけではないメリットもありますので、ぜひこちらの記事もご覧ください。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

発音とスピーキングのチェックと練習量の確保、そしてレッスンのスピードや難易度の調整といった進行のコントロールにおいて、英会話はマンツーマンレッスンはとてもメリットが大きいです。学習のメインとなる軸を決めつつ、自習やグループレッスンの良さも踏まえた上で、うまく組み合わせると良いでしょう。

それではまとめます。

 

英会話はマンツーマンレッスンが最適な理由

・練習量、個別チェック、レッスンの進行速度の点で大きなメリットがある
・他者の英語、仲間作り、コストの点ではデメリットもある

 

英会話のマンツーマンレッスンのメリット

・項目としては特に発音とスピーキングにおいて、自分が声を出して練習する物量を確保できるのがマンツーマンレッスンの圧倒的なメリット。
・発音やスピーキングさらに、できているかどうを個別にチェックする意味でもマンツーマンレッスンのメリットが大きい。
・マンツーマンレッスンであれば、スピードや難易度を自分に合わせて調整してもらえるので、この点も大きなメリット。

 

英会話のマンツーマンレッスンのデメリット

・他者の英会話を知る機会がないので、自分の英会話が固定化されやすい。変化に乏しいとモチベーションの低下につながり継続も難しくなる。
・自然に仲間ができる機会がない。仲間がデメリットになる場合もあるが、良い仲間に恵まれればモチベーションアップや継続のきっかけになるので、仲間作りの難しさはマンツーマンレッスンのデメリットになる。
・一般的にはマンツーマンだと、グループよりはコストが割高になるので、単純にデメリットになる。

 

英会話ではマンツーマンのレッスンのメリットがかなり大きく、デメリットを工夫で補う方法もたくさんあるので合理的な選択といえます。ぜひポイントを把握して活用してください。

コメント

  1. […] より詳しいメリットとデメリットについては、英会話でのマンツーマンレッスンの良さをまとめたこちらの記事を参考にしてください。 […]

  2. […] グループレッスンのメリットとデメリットは、マンツーマンレッスンのメリットとデメリットの裏返しになりますので、英会話のマンツーマンレッスンのメリットが分からない方は先にこちらの記事を読んでください。 […]