【初心者向け】オンライン英会話で伸びる文法講座【⑤過去時制】

こんにちは!English24(イングリッシュ24)です。

オンライン英会話でアウトプットの質を高めるために、最低限のインプットとして基礎の英文法を学習していきましょう

第5回は過去時制について解説します。過去形と過去進行形は、ネイティブ圏はもちろんフィリピンでも、実際かなり頻繁に使われる日常英会話の重要な要素です。普通に自分が相手に伝えたいことや聞いてみたいことなどを冷静に見直してみると、過去の話をする頻度が相当高いということにすぐ気がつくでしょう。

自分の言いたいことと実際に口に出す英語が過去時制を使うことで大幅にリンクしてきます。ぜひマスターしていきましょう。

💡この記事で分かること

・過去時制の使いどころ
・過去形と過去進行形の形と変形パターン
・過去時制の文脈で使われる重要表現

この記事を書いている筆者は、フィリピン在住5年、語学学校勤務3年の英会話講師兼アドバイザーです。数百人の留学生やオンライン英会話の受講生の指導をさせていただきながら、彼らと向き合ってきた中で得た知識と経験を元に、最新の科学論文に基づいた根拠を交えてお伝えします。

 

【学習目的】過去形は実際の英会話で使われるのか?

結論、過去形はかなり使います。現在形の使用頻度に比べると、おそらく過去形のほうが使用頻度は高いのではないかと思われます。これは日本語で考えると分かりやすいです。

 

昨日どこ行ったの?
この間の土日は何してたの?
今朝は何しましたか?
先週の旅行はどうだった?

 

日常の会話では、このように直近の出来事について聞いたり話したりすることがかなり多いです。過去形というと、割と遠い昔を想像してしまいがちですが、日常英会話では比較的近い過去のことを会社や学校などの場で話すことは非常に多いです。

もちろん、昔話で学生時代のこと、子供の頃のことなどを話すこともあると思いますが、そこまで過去のことになると話を共有する相手がかなり限定されます。ですが、昨日行ったレストランの感想とか、ちょっと気になってたカフェのこととか、試しに行ってみた近くで人気のスポットなどなど、これらのちょっとしたことを、行ってきたよ、どうだった?という会話を友達同士でする機会はかなり多いです。

 

初心者向け学習のポイント①
過去形は、日常英会話で頻出の話題であるため使う機会は多く必須知識である。

 

過去形の時間

過去形の時間も現在形の考え方と同じく、過去の状態や習慣を表します。過去のある一点だけの一時的な動作を言う場合は過去進行形を使います。過去形の例文をみていきます。

 

I was a high school student.
I played baseball in high school.

 

このように、高校生だった期間は基本的に3年間あると思いますが、その期間その状態であったことを過去形で言います。高校の時に野球をしていた、というのも同じで、1回だけやったわけではなく、高校生の間野球をしていました、という一定期間の状態を表しています。

 

初心者向け学習のポイント②
過去形では、過去のある期間の状態や習慣を言うことができる。

 

過去進行形の時間

過去進行形では、過去のある時間で一時的にその動作をしていた時のことを表現します。時間の範囲は現在進行形と同じく狭い一時的な行動のことを表現しています。

 

I was playing baseball.
You were eating a mango.

 

会話の流れでいつのことか分かるのが普通ですが、その行動をしていたのがいつのことなのか、時間を表す言葉と一緒に言われることも多いです。

 

He is playing the guitar 1 hour ago.
I was doing my homework this morning.

 

日常会話においても例えば、昨日LINEしたでしょ?というような話で、その時はちょうどシャワーを浴びてたよ、のような会話があります。オンライン英会話で使う場合でも、昨日の夕方の時間は何してました、という話から、その時は家でYoutube見てたんだよね、のような話をすることができます。

 

初心者向け学習のポイント③
過去進行形は、過去のある一点で一時的な行動をしていたことを言い表すことができる。

 

過去形と過去進行形の文章の形

過去形や過去進行形にも、疑問文や否定文などの形があります。これらの変形パターンは、基本的に現在時制の変形パターンさえ分かっていれば、あとはそれを過去の形に変えてやるだけですので非常に簡単です。それでは、過去の時制の基本形と疑問文、否定文について解説していきます。

 

過去形、過去進行形の作り方

過去形にも大きく分けて2つ、Be動詞を使うSVCの形と、一般動詞を使うSVOの形があります。

 

SVCの現在形を過去形に変える方法

I am a student.
I was a student.

 

このように主語に合わせてBe動詞の過去形を使います。現在形の時、Be動詞には3つの種類がありましたが、過去形になるとBe動詞は2つになります。

 

1人称:am → was
2人称:are → were
3人称:is → was

 

このように、3人称の時に使われるBe動詞が、過去形では1人称と同じwasになります。なお、主語が複数形の時は現在ではareを使うので、単数と同じ変化形で複数の時はwereを使います。

 

初心者向け学習のポイント④
SVCの過去形においては、Be動詞を過去の形変える。現在形の3人称単数で使われるisは、過去形では1人称と同じwasに統一される。

 

次に一般動詞を使うSVOのパターンを見ていきます。

 

I like apples.
I liked apples.

 

このように一般動詞もBe動詞と同じく、それぞれの動詞の過去形に変形します。以前の文法講座で、動詞は他の形をセットで覚えるという説明をしました。もし分からない方は文法講座の過去記事を参照してください。

動詞の過去形は、基本的に語尾にedをつける形になります。ですが、日常英会話で良く使われる頻出の中学英単語には、特殊な変形をするものも多く含まれていますので、これについては1つの動詞を覚える際にまとめて覚えるようにしましょう。

 

I get an apple.
I got an apple.

 

このように get → got のようなものがたくさんあります。例えば go, come, give, read, write などなど、こういった動詞が日常英会話で良く使われますので、初心者の方はぜひマスターしてください。

くれぐれも、go=行く、のような凝り固まった覚え方はせずに、go/goes, went, gone と3単現のSがつく形なども合わせてマスターしていくのが近道です。

 

初心者向け学習のポイント⑤
SVOの過去形においては、一般動詞を過去の形に変える。過去形は基本的に、語尾にedをつける変形をするが、日常英会話に頻出の基本となる中学英単語は特殊な変形をするものも多いので、まとめてセットで覚えてしまう。

 

最後に過去進行形の作り方です。現在進行形の作り方はBe動詞+動詞ingということで覚えていると思いますが、過去進行形を作る場合にはこのBe動詞の部分を過去形に変えます。

 

I am taking shower.
I was taking shower.

 

このように助動詞のBe動詞が過去形に変形し、動詞であるingのつく形は変わりません。

 

She is smiling.
She was smiling.

 

3人称のisは過去進行形でもやはり1人称と同じ、wasに変形します。

 

初心者向け学習のポイント⑥
過去進行形では、Be動詞+動詞ingBe動詞を過去形に変える。

 

過去形、過去進行形の疑問文の作り方

疑問文の作り方も基本的なルールは現在時制の時と同じです。Be動詞を使うSVCの文章ではBe動詞を前に持っていき、一般動詞を使う時は頭にDoをつけますが、このDoが過去形に変形します。

 

You were a teacher.
Were you a teacher?

 

SVCにBe動詞を前に出す形は馴染みやすいので大丈夫かと思います。

 

I studied English.
Did you study English?

 

一般動詞を疑問文にする時ですが、現在形であればDoを使っていたところは、過去形ではDidになります。そして、DoがDidに変わったことですでに過去を示しているので、動詞のほうは元の形に戻ります。この変形のパターンは3単現のSがつくDoesの変形パターンと同じなので、3単現のSが登場した時はとてもやっかいに感じることが多いですが、そこでしっかりとパターンをマスターしておけば、同じ変形パターンを過去形に当てはめるだけなのですぐに分かります。

 

初心者向け学習のポイント⑦
過去形の疑問文の作り方は基本的に現在時制と同じ。一般動詞を使うSVOの疑問文でDidを使う変形の仕方は、3単現のSがつく文章のDoesの変形パターンと同じなので、現在形が分かってさえいれば、同じように作ることが簡単にできる。

 

過去進行形の疑問文を作る時も現在進行形の疑問文と同じで、それは助動詞のBe動詞を前にもっていくだけです。

 

He was thinking about the question.
Was he thinking about the question?

 

このように、現在形ですでに馴染みのある単純なパターンを当てはめていくだけで、過去進行形の疑問文は簡単に作ることができます。

 

初心者向け学習のポイント⑧
過去進行形の疑問文の作り方は現在進行形のパターンと同じである。

 

過去形、過去進行形のWh疑問文のつくり方

Wh疑問文においても変形の仕方は現在と変わりません。あくまでも大きな2つの文型、Be動詞を使うSVCと一般動詞を使うSVOだけ分かっていれば大丈夫です。あとはそれぞれのS(主語)を質問するのか、C(補語)またはO(目的語)を質問するのか、またはM(修飾語)を質問するのかのパターンを、過去形と過去進行形のどちらにも当てはめていけば良いだけのことになります。

 

SVCのS(主語)の質問:Who was a teacher?
SVCのC(補語)の質問:What was this?
SVCのM(修飾語)の質問:Why was this book good?
SVOのS(主語)の質問:Who got money?
SVOのO(目的語)の質問:What did she get?
SVOのM(修飾語)の質問:Where did you take a bus?
SVOのS(主語)の質問:Who was reading a book?

SVOのO(目的語)の質問:What was she talking about?
SVOのM(修飾語)の質問:Where were you eating lunch?

 

一気に例文をご紹介しましたが、もちろん難しい単語は1つも使っていませんし、変形パターンも全部現在時制と同じ形を過去に置き変えただけです。

筆者の個人的な感覚ですが、文法の理解は小出しで進めるよりも、現在時制が分かれば他の時制も同じように当てはめていくだけなので、一気にまとめて理解してしまったほうが断然早いです。そもそも文法とは、そういうパターン化されたものを体系的に理解していくものなので、短期間で集中的にマスターしてしまうことが有効です。

もう一度書きますが、良く見れば分かる通り、全部現在時制と同じ変形パターンであり、この過去時制の説明においては、新しい理解のポイントは特に1つもありません。単なる置き換え作業だけなので、難しく考えすぎずにパターンをなぞれば大丈夫です。

 

初心者向け学習のポイント⑨
過去形および過去進行形のWh疑問文の作り方は、全て現在時制と同じ変形パターンを過去に置き換えるだけである。

 

過去形、過去進行形の否定文の作り方

否定文の作り方も極めてシンプルです。現在時制の時と同じ否定パターンを、過去に置き換えていくだけで全て作ることができます。

 

She was not a teacher.
I didn’t read a book.
You were not swimming.

 

このようにBe動詞を使うSVCのパターンならBe動詞の後ろ、一般動詞を使うSVOのパターンならdidの後ろ、過去進行形の時は助動詞のBe動詞の後ろにnotをつけるだけで、簡単に否定文を作ることができます。

また平叙文だけでなく、疑問文の否定形も、同じ変形の仕方で問題なく作っていけます。notをいれる場所が同じなので、疑問文さえ作れるなら、いれるべき場所にnotを入れるだけになります。

 

Wasn’t he tired?:彼は疲れてなかったの?
Weren’t you busy?:忙しくなかった?
Didn’t you have a  pen?ペンを持ってなかった?
What didn’t you think?:何を考えてなかったの?
Why didn’t he study English?:なぜ彼は英語を勉強しなかったの?
What wasn’t she eating?:彼女は何を食べていなかったのですか?

 

このように、notの位置を理解して入れるだけなので、あとは会話で使えるように言い慣れていくだけです。ドンドン例文を変形させてパターンをマスターしていきましょう。

 

初心者向け学習のポイント⑩
過去形および過去進行形の否定文は、現在時制と同じパターンの位置にnotを入れるだけである。

 

過去時制で使われる重要表現

過去時制を実際の英会話で使っていく時に登場する特殊な表現があります。この項では、used to wonder について解説していきます。

 

used to という過去の助動詞

Used to 〜で、よく〜したものだった、という過去を回想する表現をすることができます。この Used to はいわゆる助動詞なので、語順としてはその後に来るのが動詞になります。

 

I used to play baseball.

 

この表現ですが、昔を懐かしむようなニュアンスを出せると同時に、今はもうそのことをやっていないということが明確になります。どういうことかというと、例えば

 

I played baseball.

 

という単純な過去形で言った場合は、野球をしていたという過去は同じことなのですが、今も野球をしているという可能性があります。一方で used to を使った場合は、確実に今はやっていないことになります。これが  used to の機能の1つであり、言い換えれば普通の過去形というのは、あくまでも単なる過去の事実しか言っておらず、今がどうかについては分からないということになります。

used to の表現は日常英会話に頻出かと言われると、比較的カジュアルな内容での初心者向けの英会話ではあまり使われないかと思います。ですが、ある程度の仲がよく、付き合いの長い友達になってきたり、仮に初対面であったとしても自己開示と言う意味で自分のことを相手に話して距離を近づけていく場合には話します。

自分自身の会話はもちろんですが、他の人の会話、あるいは海外ドラマなどを見ているとよく出てくると思われます。登場人物の過去の回想などはよくあるシーンですので、知っておいて損はない表現でしょう。

 

I was wondering という過去進行形の使い方

この表現はかなり頻繁に使います。過去進行形なんていつ使うの?と思ってしまう人も多いですが、特に会話の相手がネイティブの場合にはこの表現は必須と言ってもいいでしょう。

Wonder という言葉は、不思議に思う、ちょっと疑問に思う、といった意味で使われます。例えば、

 

I was just wondering about this question.

 

このような表現で、この質問がちょっと不思議だなと思っただけ、という意味になります。

 

I was wondering why he study English.

 

このように、後に登場する関係詞節などを使った文章でよく使われるでしょう。この例文は、なんで彼は英語を勉強してるんだろうってちょっと思っただけ、という意味です。

もう少し文法学習が先に進むとこのような表現が増えていきますが、関係詞などの先の項目を説明する頃には、ここで説明している過去進行形などはできている前提でドンドン話が進んでいきますので、ぜひここで、こういう表現で過去進行形は日常英会話には必須であるということは知っておきましょう。かなり頻繁に使います。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?過去形や過去進行形は、その形と変形パターンについては、現在時制の基本的な形が分かってさえいれば、あとはパーツを入れ替えて当てはめていくだけの簡単な作業になります。すでに知っている知識を活かしながらマスターしていきましょう。ではまとめます。

 

初心者向け学習のポイント

①過去形は、日常英会話で頻出の話題であるため使う機会は多く必須知識である。

②過去形では、過去のある期間の状態や習慣を言うことができる。

③過去進行形は、過去のある一点で一時的な行動をしていたことを言い表すことができる。

④SVCの過去形においては、Be動詞を過去の形変える。現在形の3人称単数で使われるisは、過去形では1人称と同じwasに統一される。

⑤SVOの過去形においては、一般動詞を過去の形に変える。過去形は基本的に、語尾にedをつける変形をするが、日常英会話に頻出の基本となる中学英単語は特殊な変形をするものも多いので、まとめてセットで覚えてしまう。

⑥過去進行形では、Be動詞+動詞ingのBe動詞を過去形に変える。

⑦過去形の疑問文の作り方は基本的に現在時制と同じ。一般動詞を使うSVOの疑問文でDidを使う変形の仕方は、3単現のSがつく文章のDoesの変形パターンと同じなので、現在形が分かってさえいれば、同じように作ることが簡単にできる。

⑧過去進行形の疑問文の作り方は現在進行形のパターンと同じである。

⑨過去形および過去進行形のWh疑問文の作り方は、全て現在時制と同じ変形パターンを過去に置き換えるだけである。

⑩過去形および過去進行形の否定文は、現在時制と同じパターンの位置にnotを入れるだけである。

 

初心者向けの文法講座については、全8回の記事を以下にまとめておきます。

 

 

短い時間でやり切ってしまえる内容ですので、これから徐々に英会話のレベルを上げていきたい方はぜひご覧ください。

コメント

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