セブ島在住5年でフィリピンの英語教育と話せる英語の秘訣を解明!

こんにちは!English24(イングリッシュ24)です。

フィリピン人の高い英語力は、どういった英語教育から生まれてくるのでしょうか?たくさんの留学生や現地のフィリピン人と生活を共にし、フィリピン・セブ島に5年住んで分かった日本とフィリピンの英語教育の違いや、フィリピン人講師との対話から見えてきた英語教育の本質をお伝えします。

💡この記事で分かること

・フィリピンの英語教育で優れている特徴
・英語を話すために必要な自己肯定感という土台と習慣的なアウトプット

この記事を書いている筆者は、フィリピン在住5年、語学学校勤務3年の英会話講師兼アドバイザーです。数百人の留学生やオンライン英会話の受講生の指導をさせていただきながら、彼らと向き合ってきた中で得た知識と経験を元に、最新の科学論文に基づいた根拠を交えてお伝えします。

 

セブ島在住5年でフィリピンの英語教育と話せる英語の秘訣を解明!

フィリピン人がなぜ英語を話せるのか?結論は、第一に高い自己肯定感を育てる文化、第二に英語を話すのが普通という習慣化された状態です。細かく分けて考えると、詳しくは以下の5つがポイントになります。

 

・相手を否定しない自己肯定感が育つ文化
・社会の助け合いで英語教育をしている
・学校の授業を全て英語で行う教育
・収入につながる英語力の必要性
・映画やゲームなどの娯楽コンテンツを英語で楽しむ環境

 

フィリピンは英語が公用語であり、生活の中でも使われる言語です。必要だから英語を話すというのは自然なことになりますが、毎年国の教育予算が不足していたり、教師や学校の数も足りていない中で全体の英語力の水準を高く保つのは簡単なことではありません。

フィリピンの英語教育はかなり早期に始まりますが、そこには家族や地域の助け合い、収入をえるためのモチベーション、楽しむための英語など様々な状況があります。そして何より、国全体の英語力を押し上げているのは、チャレンジを肯定する文化です。

それぞれの項目について詳しく解説していきます。

 

相手を否定しない自己肯定感が育つ文化

フィリピンで5年生活する中で、以下のような文化的特徴が分かりました。

 

・親が子供を否定しない
・先生が生徒を否定しない
・上司が部下を否定しない

 

フィリピンでは、人前で怒ったり怒鳴りつけたりすることは御法度です。何か問題があるときは必ず個別に呼んで時間をとり、本人と責任者がしっかり話し合いを行います。この文化に対する日本人の反応は2つで、効率が悪く無駄なのでガツンと怒った方が良いという人と、本人の自尊心を傷つけない素晴らしいシステムだと感じる人に分かれます。

良し悪しの答え探しはしませんが、少なくともフィリピン・セブ島に5年住んでいて子供が怒られている姿を見ることはなく、とても伸び伸びと自由に成長しているのが分かります。

子供たちが怒られることがないわけではありません。まったく怒られないのであれば全部自由になりすぎて、単なるわがままになってしまいます。怒る手順に一手間かけて子供と向き合い、人格を否定するようなことなく、問題に対してしっかりと対処します。

こうして育つ高い自己肯定感が、英語教育において最も重要なことの1つだと思います。日本だと否定と減点の文化なので、ありのままで自分は素晴らしいのだという自己肯定感が育ちにくいように感じます。

勉強しなければ怒られ、テストの点数を引かれ、自分が自分というだけで価値があるというゆるぎない自己肯定感を持つ日本人は割合としては少ないです。ですが、フィリピンではまず皆が自分を肯定する文化があり、その上でしてはいけないことはしっかり理由やルールを説明して怒ります。こういうやり方が子育てだけでなく、英語教育を含む学校教育全体や社会における仕事のやり取りにも浸透しています。

こうすることで、間違いを恐れずにチャレンジするという、英語教育において一番重要なことを達成しています。これがフィリピンの英語教育の秘訣であり、この文化的な姿勢があるからこそ、レストランでもタクシーでも皆が完璧ではない英語を普通に話すことができています。

 

社会の助け合いで英語教育をしている

フィリピンの英語教育は小学校1年生から行われます。日本を含む他の国では小学校3年生からスタートする例が多いので、かなり早いほうです。実際にはもっと前の、幼稚園や保育園の段階で簡単な英単語を覚え始めます。

フィリピンでは富裕層であればお金を払って早期の教育ができる人もいますが、全体の英語教育としては家族や地域の助け合いで成り立っています。1つの家族で兄弟姉妹が多いので、弟や妹の面倒をみたり、家族の中で勉強を教えたりするのは一般的です

貧困層の人々は特にこの助け合いによって学力を保っており、大学生の親戚がいれば家庭教師をお願いしたり、学校が少なく受け入れ先がない近所の子供に家庭教師のように教えたりします。

これは非常に大変なことであるのは間違いないですが、英語教育としては大きなメリットもあります。それは教える人が一番勉強になるということです。教えるつもりで学習をするのは、実は教える人にとって一番勉強になります。単に授業を聞いているだけよりも、親戚や近所の年下の子たちに自分が学んだことを伝えようと必死で学習している大学生が日本にどれくらいいるでしょうか?

学習方法としては教えるというのが役に立つことは科学的にも間違いないものです。貧困という状況の中で、フィリピンの英語教育は教えあうことによって、皆が得をする状況が作らています。10人兄弟がいる中で、大学にいけるのはお金の都合で1人だけという家庭は珍しくありません。そうして大学にいく彼らは家族や親戚に自分の知識を還元する使命を持って、家族を代表して大学へ進学します。その学費を自分に使ってくれた家族に感謝し、後に仕事で得たお金はもちろんですが、大学で学んだ知識も家族のために持ち帰って教えるのです。

この状況は、それぞれの家庭に1人以上の英語教師がいるようなもので、教える子も教わる子も、教育の機会は非常に少ないですから勉強が大好きですし本気で学んでいます。貧困という状況から作られた社会の助け合いの英語教育が、結果的に全ての人にとって勉強が貴重なもので、本気で取り組む流れを作り出しています。

 

学校の授業を全て英語で行う教育

フィリピンでは小学校から大学まですべての授業が英語で行われます。これには、もちろん公用語としての英語の重要性から、英語を使って教育を行っていくという根本的な国家の姿勢があります。

しかしその他にも、そもそも母国語であるタガログ語や、セブ島で話されているセブアノ語に翻訳できない用語がかなりの数存在するため、最初から英語で勉強したほうが数学や化学などは圧倒的に分かりやすい、という側面も存在するようです。

もともと多くの学問は英語圏で発達し、英語の本などによって世界に広まっていったと思いますが、英語で記述されている内容を全部母国語の教科書に翻訳できるということは、実は当たり前のことではないのです。母国語の語彙などによって、英語で勉強したほうが早い、またはまず英語を身につけないと、それ以上勉強が進まないという環境が国によってはあります。

このような背景もあり、フィリピンでは英語教育だけでなく全ての教科の授業が英語で行われています。英語の授業だけは完全に英語だけで行う国はけっこうありますが、全部の授業を英語で行うのはフィリピンの教育上の特徴といって良いでしょう。

 

収入につながる英語力の必要性

フィリピンでは英語力=収入といってもいいくらいで、これは彼らにとって非常に切実です。英語が話せれば就活で有利、というレベルの話ではありません。

日本のように国内の需要で経済規模が大きいわけではないフィリピンでは、外貨を獲得する仕事が重要になりますし賃金も高くなる傾向にあります。海外へ出稼ぎにいく人も多いですし、観光でもとにかく外国人相手が基本で、マクドナルドでバイトするだけでも英語は必要ですし、英語ができるかできないかによって職業の選択肢は大幅に変わってきます。

国が英語教育を重視する理由は様々ですが、フィリピンでは職を得て生きていくためにとても大事なことですので、家庭でも地域でも英語教育は重視されますし、英語ができる人を企業も採用します。

一般的な有名どころとして、国内ではコールセンター業務で英語力が活かされますが、他にもオンライン英会話の講師や、その他外資系でフィリピンに拠点を置いている企業では英語力が重要です。こういった職業で採用されるにはかなり高い英語力が必要で、その分稼げますので多くのフィリピン人が英語教育を重視する理由になっています。

高収入の職業というのはモチベーションですが、一般的なフィリピン国内のサービス業などでも、外国人相手の観光で成り立つ部分は大きく英語力は必須ですので、生きていく手段としての英語の必要性という側面は大きいです。

 

映画やゲームなどの娯楽コンテンツを英語で楽しむ環境

フィリピンでは本や映画などは英語で楽しむのが普通です。エンターテイメントのコンテンツはビジネス的な採算が取れない限り翻訳したりはしませんので、フィリピンで供給される映画や音楽などは英語が基本なのです。

これは日本で生活していると気づきにくいことですが、英語の本や映画などを全て日本語に訳して国内向けに販売できるというのは、実はかなりすごいことなのです。日本語という言語がとても多くの語彙を持ち、豊かな表現力を持つ言語であると同時に、翻訳したものを消費する日本の経済規模が大きいということでもあります。

世界では、娯楽に英語が必要という状況にあるのはフィリピンのような発展途上国だけではなく、単純に国土や人口が少ない国は総じてエンタメコンテンツは英語で楽しむのが普通であり、そういう国は共通して英語力が高い傾向にあります。やはり遊んで楽しむための英語の必要性が、結果的に英語教育にとても役立っている状況と言って良いでしょう。

英語教育となると、生きていくための目的や収入のための必要性が重要になってきますが、遊ぶために必要な英語となると、特に子供は明らかにモチベーションが高くなります。ゲームが英語教育に役立つという知見が増えていますが、フィリピンでもオンラインゲームやFaebookのようなSNSコンテンツを楽しむ時は英語が主流です。こういった状況は自然に日常の中で英語を使う機会になっていきますので、英語教育にとって大きなプラスであることは間違いないでしょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

このように、フィリピンでは学問・仕事・趣味など生活のほとんどに英語が必要です。そして英語教育の大前提に高い自己肯定感があります。英語を話すには間違いが怖いという人が多い日本とはかなり対照的ですので、心理的な問題も日常の習慣的なアウトプットの面でも、日本で参考になる要素はたくさんあります。

日常的なアウトプットの習慣はオンライン英会話が1つの解決策になり得ますので、時代のテクノロジーも活用しつつ、英会話にチャレンジしていく英語教育ができると良いと思います。

そではまとめます。

 

セブ島在住5年でフィリピンの英語教育と話せる英語の秘訣を解明!

・相手の存在を否定しない文化で、間違いを恐れない自己肯定感を育てる英語教育。
・助け合う社会で、誰もが先生になる教え合う英語教育。
・学校の授業を全て英語で行う、英語で学ぶ教育。
・収入に直結する、仕事のために英語力が必要な環境。
・子供の遊びが英語教育になる、趣味のための英語学習。

 

高い自己肯定感という土台と、学問・仕事・趣味という英語の必要性、日常生活で実際に使うという習慣化されたアウトプット、これらがフィリピンの英語教育を支える秘訣です。ぜひ参考にしてみてください。

コメント

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  2. […] […]

  3. […] […]

  4. […] フィリピンが国際的に英語力の高い国というイメージはは日本でもだいぶ定着してきており、アジアで英語を学ぶならフィリピンというイメージがあると思います。フィリピンの英語教育については、筆者が実際に住んで感じたことや日本でも参考になることをこちらの記事にまとめていますので、ぜひご覧ください。 […]

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