英語が話せるようになるには?回避すべき5つの失敗パターンを分析

こんにちは!English24(イングリッシュ24)です。

英語が話せるようになりたい!でも英語を話せるようになるにはどうすればいいのか分からない。こんな悩みを抱えている方はこの記事を読んでください。

英語が話せるようになるには、もちろん英会話の練習が必要ですが、その前にまず英語が話せない人に共通する5つの失敗パターンとその理由を理解して、これを回避することが大切です。英語は誰でも話せるようになるものですが、失敗パターンの回避が何より重要ですので、ぜひ英語学習の環境作りを考えてみましょう。

💡この記事で分かること

・英語が話せるようになるために避けたい、5つの失敗の共通点とその理由

この記事を書いている筆者は、フィリピン在住5年、語学学校勤務3年の英会話講師兼アドバイザーです。数百人の留学生やオンライン英会話の受講生の指導をさせていただきながら、彼らと向き合ってきた中で得た知識と経験を元に、最新の科学論文に基づいた根拠を交えてお伝えします。

 

英語が話せるようになるには?回避すべき5つの失敗パターンを分析

英語が話せるようになるには、どうしたらいいですか?筆者は日々この質問を受けていますが、私から皆さんへお伝えしている重要なメッセージは、英語は最終的には皆さん話せるようになる、ということです。時間はかかる可能性がありますが、皆さん話せるようになります。絶対に無理、できない、という思い込みは捨てて下さい。

英語が話せるようになるにはもちろん英会話の練習をしていく必要がありますが、その途中で英語が話せないと悩み、ゴールへたどり着く前にやめてしまっているケースは非常に多いです。これらのやめてしまう人には共通するパターンと理由がありますので、それを回避することを心がけるだけで、英語が話せるようになる可能性は大きくアップします。

この話せない人に共通する失敗パターンと理由は事前に知っておけば回避できますので、英語学習を途中でやめてしまう代表的な5つの例を見ていきたいと思います。

 

・勉強がつまらない
・英語学習の目的がない
・ふだん話す機会がない
・忙しくて続かない
・内容が難しすぎる

 

この5つ、英語が話せるようになる前に諦める失敗パターンについて、詳しく解説していきます。

 

失敗パターン①勉強がつまらない

英語が話せるようになるには、楽しいと感じられることがとても大事です。しかし、英語学習がいわゆる学校のお勉強のようになってしまうとつまらないもので、なかなか楽しいと感じることはできません。楽しいと感じることができなければ、人はいずれ辞めてしまうものですので、楽しいと思えることは重要です。

楽しいと思う理由は人それぞれですが、上達していけば誰しも楽しいと感じることができるでしょう。英語の上達のために重要なことは、小さいゴールを積み重ねることです。スモールゴールの積み重ねは上達の達成感を得るための大事なポイントで、これによって楽しく継続できるようになります。

漠然と英語を話すという大きな目標だけを掲げた状態で、単語や文法の基礎学習を続けてばかりいると、なかなか楽しさを実感できず、つまらなくてやめてしまうというパターンに陥ってしまいます。

大きすぎる目標で達成感ゼロでの基礎学習が続く状態、これがつまらない理由になっていきますので、自分の状態を確認していきましょう。

 

失敗パターン②英語学習の目的がない

英語学習を何のためにやっているのかという目的がないと、ふとした瞬間に冷めてしまうことがあります。あるいは小さい目標が達成されたあと、次に何をすれば良いか分からなくなることもあります。

英語が話せるようになるには、目的があるかどうかもかなり重要です。短期的には、楽しみながら上達を実感するスモールゴールの達成が有効ですが、期的に継続していく場合には、何らかの学習目的がないと難しい場合が多いです。

英語を話せるようになるためには、初心者の方であればある程度長い期間、継続的に取り組んでいかなければなりません。そして継続的に続けていく時に、何のために英語を話せるようになりたいのか?という目的がないと、中長期の学習のどこかの段階でほとんどの人が挫折してしまいます。

このように大事な英語学習の目的ですが、どうしても目的がない、あるいは初心者の段階においては、目的と言われても特にはっきりとしたものはない、という人が多いです。これ自体は普通のことで、最初は目的がなくても大丈夫です。

実は英語を話せるようになった人でも、その多くは最初は明確な目的がなかったというケースが多いです。彼らは、やっていくうちに目的を見つけていっています。目的があるから英語学習が続くのは確かですが、とりあえずやってみた後に、短期的に上達が実感できて楽しくなり、続けているうちに目的ができていく、という順番なのです。

ですから、初心者の方であればまずはやってみましょう!そこで感じたことを大切にしていけば、英語の目的は後からできてきます。目的を見出していくコツは、途中で気づいたことや、後から考えた目標は言葉にして言っていくことです。

人によっては理由が後付けのように感じられて気持ち悪かったり、途中で変わっていく自分が一貫してないようにも感じるかもしれませんが、世の中のほとんどの人は、なんとなく始めて途中から楽しくなり、後々目標が出来上がっていくという順番で行動しています。このことを頭に入れて、目的がない状態を回避していきましょう。

さらに詳しく、ほとんどの人が当てはまる英語学習の目的について知りたい方は、ぜひこちらの記事をご覧ください。

 

 

失敗パターン③ふだん話す機会がない

日本人であり日本に住んでいる限り、どんなに英語を話す練習をしてもふだん使う機会がない、ということは十分考えられます。英語が話せるようになるには、英語を使って実際に話すことが非常に大事です。

楽しく英語学習ができていて、なんとなく将来的な学習目的を持っている方でも、日常生活の中で英語を使う機会がまったくないという方はいます。英語を使って話す機会を日常の中に作っていないと、スキルとしての英会話の定着は難しくなります

この問題に対してはオンライン英会話が1つの解決策になります。今の時代インターネットによって、外国人と英語だけで会話をする環境は自分で作ることができるようになりました。留学だったり、ワーホリなどもこの問題を解決する手段の1つとして、英語を強制的に使う環境を作ることができますが、これらは日常生活自体を変えることでもあります。オンライン英会話は、日常生活を持続しながらその中に英語を使う環境を作り出すことができるのでお勧めです。

インターネット上のコミュニケーションは今後さらに一般化してくると考えられますので、オンライン英会話に限らずとも、SNSやゲームなどで外国人と交流を持つことは大いにありえます。そういった機会を積極的に活用して、この理由を回避していきましょう。

ちなみに、オンライン英会話には様々なメリットとデメリットがあり、日常の中で英語を話す機会を持つだけではありませんので、詳しくはこちらの記事をご覧ください。

 

 

失敗パターン④忙しくて続かない

英語を話せるようになりたい人の中で、それができないという理由の上位に忙しいというものがあります。英語が話せるようになるには、かなり限定的な英語であれば暗記メインでの達成も可能ですが、基本的にはある程度の期間は練習する必要があります。しかしながら、忙しいために会話練習の時間確保ができなくなってしまう、という失敗パターンは非常によくありますので注意が必要です。

忙しい理由も人によって様々で、仕事もあれば家庭もあり、遊ぶことも大切です。本当のところは、忙しくない人はいないのかもしれません。むしろいつも暇ですという人もあまりいないでしょうから、これはほぼ全員に共通する英語ができない理由なのかもしれません。

これを解決する方法は、英語学習の習慣を身に付けることになります。

学生時代、多くの方が一度は経験したであろう、一夜漬けという勉強方法。これは習慣の対極と言えますが、一夜漬けでなくても短期間だけ寝る間を惜しんで何かに集中すると、人はとても努力したように感じます。

しかし、英語は短期的な努力によって習得するのは難しく、本質的には長期的な習慣によって習得できるものです。この習慣は、その時々色々なことが起きる世の中において、それでも物事を継続させる力になります。ぜひ、いつもと同じように、特別頑張ったりせず、普段通り、日常のまま、習慣で継続していきましょう。

英語学習を習慣化していくためのコツは、学習をルーティン化することです。英語を学習する時間、英語を話す機会を、定期的に自分の生活の一部として取り入れてしまうのです。なるべく同じ時間に、毎回同じ量の学習をするように心がければ、この理由を回避して習慣を作れる可能性は高くなります。

日々のルーティンの中で英語学習をするための計画について、具体的な方法はこちらの記事にまとめてありますので、ぜひご覧ください。

 

 

失敗パターン⑤内容が難しすぎる

英語を話せるようにしていくにも、いきなり高度な英会話を初心者の方が挑戦するのは少々無謀です。英語が話せるようになるためには、レベルに応じて適切な内容で、徐々にステップアップしていくのが理想的です。

自分のレベル、またレベルにあった教材をどうやって見つけるかですが、これはプロに聞くのが一番早く確実です。英語のレベル診断や、個別の悩みを解決できるような具体的で有効なアドバイスは、ちょっと英語に詳しい人に聞いたり、自分なりに調べてみたりしても、なかなか答えが出ません。

自分なりに頑張ったけども英語が話せるようにならなかったパターンは、英語のプロに少し相談するだけであっさり解決することができます。どうしても適切な相談相手が見つからない場合でも、1人で考え込むよりは、誰かに相談したほうが良いです。

本やWEBサイトの情報を調べて、Youtubeなどを活用し、完全に独学で英語を話せるようになるのは難易度としては高く、相当な時間もかかります。適切でないレベルの内容が続く学習は心が折れてしまう原因になりますので、周囲の人にうまく頼って学習を進めていけばこの理由を回避できます。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

英語が話せるようになるには、日々の英会話練習の積み重ねが大事です。英語が話せない理由は実は英語そのものが問題ではなく、英会話の練習を途中で諦めてしまうという状況に陥るのが大多数なのです。英語が話せるようになるために、環境や習慣作り、また相談できる人など、状況さえ整えていけばしっかりと上達し、継続していくことができます。うまく乗り切れるように調整していきましょう。

それではまとめます。

 

英語が話せるようになるには?回避すべき5つの失敗パターンを分析

・勉強がつまらない。小さなゴールを設定し、上達を実感して楽しい英会話にしていこう。
・英語学習の目的がない。最初は目的がないのが当たり前なので、やりながら意識的に目的を探し見つけていこう。
・ふだん話す機会がない。オンライン英会話を含め、インターネット上のコミュニケーションを活用して、日常の中に英会話の機会を作っていこう。
・忙しくて続かない。英語を話すためには習慣化が大事なので、なるべく同じ時間に同じ学習をするようにルーティン化していこう。
・内容が難しすぎる。自分のレベルや、レベルにあった教材選びが重要なので、プロに相談しよう。独学は時間がかかりすぎるので、周囲の人を頼ろう。

 

こういった部分を念頭に置いておくことで、せっかくスタートする英会話の練習が無駄にならず、英語を話せるようになります。失敗の回避は、英語を話せるようになるにはとても重要なことですので、ぜひ取り入れてみてください。

コメント

  1. […] 英会話は簡単ですか、難しいですか?この質問には難しいと答える人が多いと思います。その通り、英会話は難しいです。くれぐれも勘違いしないでいただきたいのは、難しいとハードルを上げたいわけではなく、イングリッシュ24のコンセプトにもありますが、英会話は日本人にとって3000時間を要するようなスキルであって、客観的にみて簡単か難しいかでいったら、継続的に学習しなければいけないので難しいスキルである、ということです。継続にあたってのポイントは英語が話せない5つの理由で詳しく解説しているので参考にしてください。 […]

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