英会話のための単語学習、単語は中学英単語で十分って本当?

こんにちは!あなたの今すぐをかなえるイングリッシュ24です。

英会話の根本となる基礎は3つ、単語・文法・発音です。単語は英語の基礎の中核となる超大事な要素です。でもそんなにたくさんの単語は覚えられない、そもそも小難しい単語とか必要なの?と思う方、正解です!基本となる単語は多くはないですし、難しい単語を網羅する必要もありません。英会話の学習自体が、基本的には目標達成のためのツールですので、そのために必要な単語というのはある程度絞り込むことが可能です。この記事では、一般的に求められる単語数とスピーキングで使うための習熟度について解説し、単語を覚えるコツや中核となる単語リストについてもご紹介していきます。

この記事を書いている筆者は、フィリピン在住5年、語学学校勤務3年の英会話講師兼アドバイザーです。数百人の留学生やオンライン英会話の受講生の指導をさせていただきながら、彼らと向き合ってきた中で得た知識と経験を元に、最新の科学論文に基づいた根拠を交えてお伝えします。

 

英会話は中学英単語だけでできるのか?

結論、これはできます。語彙数としては約1,000ワードで、かなり日常英会話ができるようになっていきます。中学英語の単語というのは、どのテキストでも似たような単語リストになりますが、それはやはり、その中核となる重要な単語というのがある程度決まってくるからだと言えます。もし単語帳などで初心者向けのテキストを知りたい方はこちらの記事、初心者必見!中学英語からやりなおすためのテキスト4選を参考にしてください。こちらで紹介したキクタンなどは、まさに中学レベルの英語で約1,000ワードをマスターすることができます。

ここからは、なぜ1,000ワードで英会話ができるといえるのか、その根拠となる数字と、一口に単語と言っても用途によって語彙力の考え方が違ってくるということについて詳しく解説していきます。

 

なぜ中学英単語の1,000ワードで日常英会話ができるようになるのか?

まずはこちらのデータをみていきましょう。

これは辞書などで有名なオクスフォードのコーパスに基づいたデータです。この調査で英単語の使用頻度を分析したところ、全体の75%が共通の約1,000ワードで表現されているということが分かります。一概には言えませんが、1,000ワードの語彙力でこの世の中の英語の単語75%については理解できる、とする根拠になるのはこの数値です。

もちろん、文法的な理解ができないとそもそも文章の意味が分からない可能性もありますし、残りの25%のせいで結局全体の意味が分からないという可能性は否めません。ですが、重要な頻出の1,000ワードをマスターすることで、世の中にある英語の大半が理解できる可能性があるということは十分言えます。英会話においてマスターすべき単語の量として、この最初の1,000ワードが誰にとってもターニングポイントになるでしょう。

 

コーパスというのはどういうものか?

コーパスというのは、いわゆる言語のデータベースということです。WEBサイト上などにある英語の文章のデータベースを参照して、そこで使われている単語を解析したのが前項のデータです。なので、もちろんこの数値が完全にそのまま、英会話で使う単語を網羅していると断言はできません。また英会話は単語だけでするものではないですが、主に初心者に必要とされる英単語の目安の量としては、ある程度信頼できる数値だと言えます。

 

単語の語数の数え方にも色々な数え方がある

英単語を何ワードと数えるかは、実は色々な数え方があります。例えば、goと過去形のwent2ワードにする数え方や、goを見出し語として過去形などを含めて1ワードとする数え方もあります。基本的に辞書や単語帳などは後者の数え方をしており、これは専門用語でlemmatize(レマタイズする)という言い方をするようです。単語をレマタイズして数えた場合はそうでない場合に比べて20%ほど単語数が減るそうなので、レマタイズされた1,000ワードは、過去形などを含めて考えると1,200ワードほどあることになります。

 

知っているだけの単語は英会話では使えない

最重要語句の1,000ワードが大事というのは割と知っていたという方も多いかと思います。ですが、それで実際に1,000ワード覚えたらすぐに話せるようになるのかというと、そうはいかないのが難しいところです。

イングリッシュ24の定義では、単に覚えているだけの単語とスピーキングで使える単語は別物として、区別して考えます。文字で見れば、すぐ分かる単語も音だと分からなかったり、テストの穴埋め問題などで数十秒考えたら答えが出る程度の習熟度では、残念ながらスピーキングで使える語彙数にはカウントできません。

そして1,000ワードあればそこそこ会話できますよ、というのは嘘ではないのですが、かなり深く極めた1,000ワードでなければいけません。覚えるべき単語が中学英単語の1,000ワードだけで良いという場合、この条件を見落としてしまいがちなので注意が必要です。

スピーキングで使える単語とは、基本的には日本語訳するまでもなく分かる単語、品詞によって用途が変わる部分なども含めて、スラスラと口からスムーズに出てくる単語のことです。これができるようになるためのトレーニングが、イングリッシュ24で掲げている24種類の自動化トレーニングというものになります。こういったことから、初心者の方は特に、語彙数を2〜3,000ワード、5,000ワードと段階を経て数を増やすことも大事ですが、1冊の中学生向けの薄い単語帳を極めるという方法も英会話においてはかなり有効になります。

 

スピーキングで使える単語を習得するためのコツ

単語は単に暗記しただけでは、リーディングで使えるようになっているだけです。そこに発音を足すと、リスニングで使える単語にしていけたり、英作文などのトレーニングを通じてライティングに使えるようにしたりできます。スピーキングで単語を使える状態にする場合には、単語の量ではなく習熟度をアップさせるという訓練が重要になってきます。例えばbookという単語でも、名詞と動詞で本の意味と予約の意味があると分かり、それが語順感覚として文章のどこに出てきたらどっちの意味になるのか、そういった文法を一度完璧に理解した後に、自動化されていちいち考えなくても分かるようにまで習熟すると、そのbookはスピーキングに使える単語ということができるでしょう。

ここからは、このような単語の習熟度を上げるにはどうすれば良いのか?そのコツについて解説して行きます。

 

単語だけなく例文で覚える

単語をぶつ切りの言葉として、しかも1つの意味だけで、book=本というように覚えてしまうと、突然出てくる予約の意味のbookで悩むというのはよくある話です。ぶつ切りでは応用力がなくなりますが、他の言葉とつながっていれば予測文法力につながる語順感覚を身につけることができますので、コツの1つ目は例文で覚えるということになります。短文暗唱、フレーズの丸暗記などは一部では否定されるトレーニング方法ですが、実は特に初心者の方の場合、本気で努力して暗記し口から一瞬で出てくるレベルまで習熟度を高めた例文が多ければ多いほど、スピーキングは楽になっていきます。自分自身のオリジナルの文章を作るのは後回しで、まずは徹底的に例文をパクって、それがさも自分の言葉であるかのように話してみると良いでしょう。英語のスピーキングは模倣から始まるのです。

筆者の体験を1つだけ例としてご紹介すると、私は当初英会話の講師の採用面接というものは自分ではできなかったので、他の人の面接に立ち合わせてもらい丸パクリしました。他にも飲食店などでウエイトレスの採用面接を見させてもらったり、あちこちでそういったことをしながらパクリ続け、後に自分のオリジナルな面接の英語を作り上げていきました。どの質問にどう答えさせれば瞬時にある程度の英語力が分かるかというのは後々できるようになったことであって、その前にかなり真似をして練習しました。このように模倣から初めてオリジナルに向かうように、スピーキングは例文の暗唱から始めて、その一部を変えるような使い回しをしていき、その後に自分の言いたいことがスラスラ言える状態にしていくと良いでしょう。

 

スピーキングで実際に使って覚える

これは暗記のコツでもありますが、スピーキングで使える単語にするには、実際にスピーキングで使うのが一番です。この練習方法は、興味があるかないかが非常に大事になってきます。興味がある内容に対して必要な単語であれば、ドンドン使っているうちに暗記している意識もなくいつの間にか覚えて、スピーキングで使えるようになっていきます。

問題なのは、最重要で極めるべき1,000ワードは、あまりにも基本的すぎて興味はない単語が多いということでしょう。使用頻度は高いので使う機会は多いですが、興味があって意図的に使って覚えようとするのがこのやり方のコツなので、いかに意識的に新しい単語をスピーキングに混ぜられるかが大事です。オンライン英会話における講師とのやりとりで、もし会話の流れ的に前後の脈絡がなかったとしても、使いたいと決めている単語は無理やりにでも使って会話をしたほうが良いです。そういうことを意図的に行った単語ほど覚えて使えるようになっていきますので、工夫していきましょう。

 

制限時間付きのトレーニングをする

漫然とトレーニングしていると、人はどうしても慣れてしまい、新しくスピーキングで使える単語というのはなかなか増えていきません。どうしても成長が実感できないと感じる場合に試してほしいのが、制限時間つきのスピーキングです。制限時間があると、そもそもどの単語が実際にパッと口から出てきて、スピーキングに使えるのかどうかが分かりますし、より早く思い出そうとする意識が確実に脳に刺激を与えて、脳がその単語を重要と認識すれば、より早く取り出せるところにその単語の情報をインプットしてくれます。

初心者の方の場合は、どちかといえば例文を中心に会話で使ってみるのが良いですが、一定のレベルを超えて次のステップを目指す方の場合は、この制限時間つきのスピーキングは特にオススメです。

 

実際に日常英会話で使う使用頻度が高い重要単語50

覚えるべき重要語句は1,000ワードなのですが、1つ注意点として、筆者の記事では常々書いております通り、いきなり1,000ワードを急に1ヶ月以内に全部覚える必要性などは特にありません。効率よく暗記していくことでリーディングレベルの単語は増やせるかもしれませんが、スピーキングで使える習熟度の単語を急激に増やすというのは、そんなに簡単なことではないです。

こういった単語の暗記やスピーキングのための単語の習熟度アップは、あまり成功者の成功法則が意味をなさない分野ですので、どちらかというと一般的な普通のセオリーに沿って、少しづつ時間をかけてマスターしていくことをオススメします。

それでは、さっそく英会話で頻出の重要単語50をアルファベット順にみていきます。

 

重要単語50

以下、日常の英会話でよく使われる50単語のリストです。

 

All, And
Boy, Book
Call, Car, Chair, Children, City
Dog, Door
Enemy, End, Enough, Eat
Friend, Father, Food
Go, Good, Girl
Hear, House
Inside
Laugh, Listen
Man, Name, Never, Next, New, Noise
Often
Pair, Pick, Play
Room
See, Sell, Sit, Speak, Smile, Sister
Think, Then
Walk, Water, Work, Write, Woman
Yes

 

話題としてよく出そうなものが多いですが、And then のように会話のつなぎでよく使う単語も含まれています。日本語で言えば「えーと」という文章と文章の間に間を持たせるニュアンスでAnd then はかなり使いますので、この頻出単語リストをパッとみて、あーはいはい確かに、と会話のシーンが思い浮かぶと良いですね。

 

重要単語50の習熟度チェックをしてみよう

少し質問をご用意しました。インターネットで調べればすぐ分かることですが、単語の習熟度を軽くチェックする意味で、質問に即答できるか考えてみましょう。

 

Allを使って、1日中と言ってください。
Boyを息子という意味で使った例文を言ってください。
Callを使う2つの異なるシチュエーションの例文を言ってください。
Dogを使って、犬と散歩した、と言ってください。
Enemyを使って、彼には敵がたくさんいる、と言ってください。
Friendを使ってあなたの親友の紹介をしてください。

 

このようなことが即座にできると、その単語の習熟度はかなり高いレベルと考えられます。独特な言い回しや、一般的ではない意味合い、複数形、などなどをさほど意識せずにポンポン答えられるように、例文をちょっとずつ変形させたりしながら色々トレーニングしてみてください。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?このように、単語は覚える量を増やしていくことはもちろん大事ですが、1つの1つの単語の習熟度を高めて極めることも大事です。ぜひスピーキングで使える単語を増やしていきましょう。それではまとめます。

 

英会話は中学英単語でできるものなのか?

・英会話は中学英単語だけでもかなり理解できるし話すことができる。
・日常的な英会話は、具体的には約1,000ワードの中学英単語でできる。
・この1,000ワードは知っているだけではなく、習熟してスピーキングに使えるように訓練されている必要がある。

 

スピーキングで使える単語を増やすコツ

・単語だけでなく例文で覚える。
・実際にスピーキングで使うことによって覚える。
・トレーニング時に制限時間をつけて、習熟度を測りながら、意識的に早くアウトプットできるように練習する。

 

英会話においては、単語は覚えないとスピーキングはどうしても幅が広がりませんが、スピーキングしていかないと覚えるのも大変ですし、使わないなら覚える必要がないとも言えます。この辺りはインプットとアウトプットのバランスが大事ですので、並行して取り組んで偏らないように注意しましょう。

 

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コメント

  1. […] といったようなニュアンスになります。なぜ食べるが2つあるのかとか、他の単語でも例えば「speak」と「talk」はどう違うのかとか、特に中学英単語には同じようような意味の単語がたくさん含まれていて、様々な用途に使うことができます。こちらの記事、英会話のための単語学習、単語は中学英単語で十分って本当?で解説しましたが、中学英単語のように会話のコアとなる単語を深く極めて習熟すると、それだけでも敬語のニュアンスを出すことはできるようになっていきます。このあたりは物量がモノを言うトレーニングの成果になりますので、少しづつ学習を進めていきましょう。 […]

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